コラム
松村美風
日曜の朝、「ドラえもん」を見ようとテレビをつけたら、まだ時間が早かったのでしょう、司会のひとが話をしたあと、ステージの上でたくさんのひとが楽器を演奏している姿が映りました。……やがてその番組が「題名のない音楽会」ということを知りました。
まだ、小学校に入学する前の年のお話です。
あれから40年近く経ち、いちおう本職のコンサルタント業のかたわら、年に数回、演奏会に足をはこぶ日々。最初のきっかけである「題名のない音楽会」の影響か、フローラン・シュミットや松村禎三、黛敏郎が大好きなまま、現在に至ります。