話題のアーティストを迎えて1月2・3日に開催 新年はクラシックで華やかに!
公益財団法人東京フィルハーモニー交響楽団(以下、東京フィル/所在地:東京都新宿区、理事長:三木谷浩史)では、2023年1月2日(月・休)・3日(火)の2日間、毎年恒例の「ニューイヤーコンサート」(共催:Bunkamura)を開催します。
東京フィルハーモニー交響楽団(東京フィル)は1911年創設。2023年に創設112年を迎える、日本で最も歴史の長いオーケストラです。1989年Bunkamuraオーチャードホールと日本のプロオーケストラとして初めてフランチャイズ契約を結び、以来、数多くの記念碑的コンサートを同ホールで実現してまいりました。
東京フィル新年の恒例行事、「これ無くして一年は始まらない!」というお客様多数の人気公演が、「ニューイヤーコンサート」。アナウンサーの朝岡聡の司会で、新年の華やかな雰囲気のもと、世界に羽ばたく若き音楽家たちの魅力満載のコンサートが繰り広げられます。
2023年の幕開けを飾るコンサートの指揮は、2022年東京フィルの定期演奏会<オール・ハチャトゥリアン・プログラム>でデビューを飾り、その熱い音楽と愛されるキャラクターが強く印象付けられた若き鬼才・出口大地(でぐち・だいち)。
ソリストには、ジュリアード音楽院とハーバード大学を卒業し、演奏活動だけでなく近年は大学で教鞭をとるほかテレビ番組のコメンテーターとしても活躍するヴァイオリニスト廣津留すみれ(ひろつる・すみれ、1月2日公演)と、幼少期から才能を発揮、国内外のコンクールやコンサートで立て続けに高評価を獲得し、若い音楽ファンにも高い人気を誇るピアニスト亀井聖矢(かめい・まさや、1月3日公演)が登場し、新しい年を祝います。
お客様の投票で当日演奏する曲を決定する大人気の「お楽しみ福袋プログラム」や、”東京フィルで『ラデツキー行進曲』を指揮できる権”や豪華景品が当たる「お年玉抽選会」ももちろん開催。「福袋プログラム」の結果発表はコンサート当日です。
華やいだ新春の空気を、クラシック音楽のしらべとともにお楽しみください。
https://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/23_nyc.html
公演情報
◆ 日時・会場
2023年1月2日(月・休)、3日(火) 両日15:00開演
Bunkamuraオーチャードホール(〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1)
◆ 出演者
指揮:出口大地
ヴァイオリン:廣津留すみれ(1月2日のみ)
ピアノ:亀井聖矢(1月3日のみ)
司会:朝岡 聡
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
◆ 曲目
J. シュトラウスⅡ/ワルツ『美しく青きドナウ』
ピアソラ/『ブエノスアイレスの四季』より「冬」(1/2のみ)
サン=サーンス/序奏とロンド・カプリチオーソ(1/2のみ)
リスト/ピアノ協奏曲第1番(1/3のみ)
お客様の投票で演奏曲が決まる「福袋プログラム」
https://www.tpo.or.jp/concert/newyear2023-program.php
ラヴェル/ボレロ ほか
◆ 料金
S¥6,600 A¥5,500 B¥3,500(税込)
◆ 発売日
東京フィルフレンズ/MY Bunkamura 先行 2022年11月3日(木・祝)
一般 2022年11月10日(木)
◆ チケット取扱い
Bunkamuraチケットセンター 03-3477-9999<10:00~17:00>
[オンラインチケット購入] https://mybun.jp/tpony2023
東京フィルチケットサービス 03-5353-9522<平日10:00~18:00/土日祝:休 *11/3(木・祝)は10:00~16:00で営業>東京フィルWEBチケットサービス https://www.tpo.or.jp/ (24時間対応・座席選択可)
※東京フィルWEBチケットサービスでの取り扱いは11月10日(木)より開始
出演者について
指揮 出口大地 Daichi DEGUCHI, conductor
第17回ハチャトゥリアン国際コンクール指揮部門にて日本人初の優勝。クーセヴィツキー国際指揮者コンクール最高位及びオーケストラ特別賞。2021年にはベルリン放送交響楽団の公演にてヴラディーミル・ユロフスキ氏のアシスタントを務める。
これまでにコンツェルトハウス・ベルリン管弦楽団、アルメニア国立交響楽団などを指揮し、2022年7月東京フィルハーモニー交響楽団との定期演奏会にて日本デビュー。その後京都市交響楽団、読売日本交響楽団と立て続けに共演を果たし、今後も日本各地のオーケストラへのデビューが続々と決定している。
大阪府生まれ。 関西学院大学法学部卒業後、東京音楽大学作曲指揮専攻(指揮)卒業。2023年3月ハンスアイスラー音楽大学ベルリンオーケストラ指揮科修士課程修了予定。指揮を広上淳一、田代俊文、三河正典、下野竜也、クリスティアン・エーヴァルト、オペラ指揮をハンス・ディーター・バウムの各氏に師事。またネーメ、パーヴォ、クリスティアン・ヤルヴィ、ドナルド・ラニクルズ、ヨハネス・シュレーフリ、井上道義、沼尻竜典各氏らのマスタークラスにオーディションを経て招待され、薫陶を受ける。
https://daichideguchi.wixsite.com/daichideguchi
ヴァイオリン 廣津留すみれ Sumire HIROTSURU, violin (1月2日公演)
大分市出身。12歳で九州交響楽団と共演、高校在学中にNY・カーネギーホールにてソロデビュー。ハーバード大学(学士)・ジュリアード音楽院(修士)卒業後、NYで起業。
14歳で第9回別府アルゲリッチ音楽祭に当時最年少で出演。高校在学中にイタリアで開かれたIBLAグランド・プライズ国際音楽コンクールにてグランプリ受賞、翌年全米ツアーに招待される。ハーバード大学在学中に世界的チェリスト、ヨーヨー・マとシルクロード・アンサンブルとの度々の共演を果たしたのを皮切りに、米国にて演奏活動を拡大。自身の四重奏団を率いてリンカーンセンターやMoMA近代美術館サマーガーデンシリーズに出演するほか、ワシントンDCのケネディセンターにて野平一郎氏と共演。またThe Knightsのメンバーとして録音したギル・シャハムとの最新アルバムがグラミー賞2022にノミネート。これまでに『ファイナル・ファンタジー』シリーズなど名作ゲームの録音も数々担当。『徹子の部屋』『題名のない音楽会』(テレビ朝日)、『サンデージャポン』(TBS)等の出演・演奏も話題に。2月21日にファーストCD「メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲+シャコンヌ」をリリース。ジュリアード音楽院の教授ジョセフ・リン氏の代演を務めたコンサートのライブ音源を収録している。
演奏の傍ら、大分での英語セミナーSummer in JAPANの開催や「講演演奏会シリーズ」の企画など多方面で活動中。 著書に『超・独学術』(KADOKAWA)など。テレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』金曜レギュラー。成蹊大学客員講師、国際教養大学特任准教授。
https://sumirehirotsuru.com/
ピアノ 亀井聖矢 Masaya KAMEI, piano (1月3日公演)
2001年生まれ。4歳よりピアノを始める。2019年、第88回日本音楽コンクールピアノ部門第1位、及び聴衆賞受賞。同年、第43回ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、及び聴衆賞受賞。2022年、マリア・カナルス国際ピアノコンクール第3位受賞。ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールセミファイナリスト。
これまでに、NHK交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、京都市交響楽団、セントラル愛知交響楽団、フォートワース交響楽団などと共演。テレビ朝日「題名のない音楽会」、NHK「クラシック倶楽部」などメディア出演も多数。
これまでに、青木真由子、杉浦日出夫、上野久子、岡本美智子、長谷正一の各氏に師事。愛知県立明和高等学校音楽科を経て、飛び入学特待生として桐朋学園大学に入学。現在、桐朋学園大学4年在学中。第9回福田靖子賞、第6回アリオン桐朋音楽賞受賞。2021, 2022年度公益財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生。2022年度公益財団法人江副記念リクルート財団奨学生。
https://www.masaya-kamei.com/
司会 朝岡聡 Satoshi ASAOKA, MC
慶應義塾大学卒業後、テレビ朝日にアナウンサーとして入社し、「ニュースステーション」などで活躍。1995年にフリーとなってからは、テレビ・ラジオ・CM出演のほか、クラシックやオペラ・コンサートの司会や企画構成など、コンサート・ソムリエとしてフィールドを広げている。ソリストや指揮者と繰り広げるステージ上の会話や、興味深い内容を軽妙なトークで展開する独自の世界は、新しい芸術ファンのすそ野を広げる司会者として注目と信頼を集めている。著書に「笛の楽園」(東京書籍)、「いくぞ!オペラな街」(小学館)、「恋とはどんなものかしら 歌劇(オペラ)的恋愛のカタチ」など。日本ロッシーニ協会副会長。東京藝術大学客員教授。
東京フィルハーモニー交響楽団 Tokyo Philharmonic Orchestra
1911年創立。日本で最も古い歴史と伝統を誇るオーケストラ。約160名のメンバーをもち、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督にチョン・ミョンフン、首席指揮者にアンドレア・バッティストーニ、桂冠指揮者に尾高忠明、大野和士、ダン・エッティンガー、特別客演指揮者にミハイル・プレトニョフ、アソシエイト・コンダクターにチョン・ミンを擁する。定期演奏会や「渋谷/平日/休日の午後のコンサート」など、クラシック音楽を広く普及させる自主公演の他、新国立劇場のレギュラーオーケストラとしてオペラ・バレエ演奏、『NHKニューイヤーオペラコンサート』『ブラボー!オーケストラ』『名曲アルバム』『題名のない音楽会』『東急ジルベスターコンサート』『NHK紅白歌合戦』などの放送演奏により、全国の音楽ファンに親しまれる存在として高水準の演奏活動と様々な教育的活動を展開している。2020~21年のコロナ禍における取り組みはMBS『情熱大陸』、NHK BS1『BS1スペシャル 必ずよみがえる~魂のオーケストラ 1年半の闘い~』などのドキュメンタリー番組で取り上げられた。
1989年にBunkamuraオーチャードホールとフランチャイズ契約を締結。また、東京都文京区、千葉県千葉市、長野県軽井沢町、新潟県長岡市と事業提携を結び、各地域との教育的、創造的な文化交流を行っている。昭和62年度芸術祭賞、平成7年度芸術祭大賞、平成16年度芸術祭優秀賞、また「音楽の未来遺産」三善晃管弦楽作品シリーズ3公演のライヴCD「三善晃の音楽」(カメラータ・トウキョウ/平成20年10 月)が平成20年度芸術祭優秀賞を受賞した。他に、昭和59年度に第8回音楽之友社賞と第8回ゆとりすと賞(味の素社)、平成13年度ミュージック・ペンクラブ賞(クラシック部門/日本人アーティスト)、2021年「OPUS KLASSIK 2021」交響曲部門(20-21世紀)などを受賞している。
公式ウェブサイト https://www.tpo.or.jp/
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