合唱コンクールのスローガンを決める際、どのように考えたらいいのか、何を意識して決めたらいいのか、実際のところよくわからないですよね。

そこで本記事では、スローガンの考え方やポイントについて、実例などを交えて具体的に解説します!ぜひ参考にしてみてください。

案内人

  • 山吹あや幼少期からピアノ、中学校からサックス、高校から声楽を始め、地方国立大学教育学部音楽専攻へ進学。中学校では合唱部顧問を担当し、県大会を通過し関東大会に多数の出場経験がある。

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合唱コンクールにおけるスローガンの目的とは

合唱コンクールは、クラスや学年、そして全校が一丸となって作り上げる学校行事です。

その中でも合唱コンクールのスローガンを掲げることは、みんなの気持ちを一つにし、より良いコンクールにしようという士気を高めることに繋がります。

つまり、スローガンはみんなの心を繋ぐ大事な役割を担っているのです。

目標やスローガンを決めるときはこう考えてみよう!

何もないところから目標やスローガンを考えるのは難しいですよね。
まずは、目標やスローガンを決めるための方向性を決める必要があります。さっそく具体例を見ていきましょう。

実際に歌う合唱曲のタイトルや歌詞をもとに考える

課題曲になっている楽曲のタイトルや歌詞に使われている言葉を目標やスローガンに使うことで、合唱曲を歌う際にも気持ちが入りやすくなります。

学校目標や生徒会目標などを基に考える

すでに全校生徒が知っている目標の形式や言葉を使うことで、馴染みやすく覚えやすいものになるためおすすめです。

話題性のあるものや流行語を取り入れて考える

世間で話題になっていることや流行している言葉を使うことで、合唱に対して意欲の低い生徒にも響きやすく、興味をもってもらいやすい目標やスローガンにすることができます。

四字(二字)熟語のかっこいいスローガン例

漢字を使ったスローガンは、本来の熟語の意味をもたせるのはもちろん、同じ読みの他の漢字を当てて造語のようにすることもでき、オリジナリティを出すことができます。

さっそく実例を紹介します。そのまま使うこともアレンジして使うこともできるので、ぜひ参考にしてみてください。

一致団結(いっちだんけつ)
多くの人がある目的のために、心を一つにしてまとまること。

 

全身全霊(ぜんしんぜんれい)
全ての能力、心や体を含めた全精力を注ぎ込むこと。

 

精神一到(せいしんいっとう)
心を集中して事に当たれば、できないことはないということ。

 

威風堂々(いふうどうどう)
気勢が大いに盛んで、態度や雰囲気に威厳が満ちあふれて立派な様子。

 

情熱(じょうねつ)
その物事に対して激しく燃え上がる感情のこと。

 

結束(けっそく)
一つに束ねること。特に、同じ志の者が団結すること。

 

完全燃焼(かんぜんねんしょう)
物が燃え尽きること。 また、力を完全に出し切ることのたとえ。
※焼を唱に変えて「完全燃唱」にするのもおすすめ。

 

百花繚乱(ひゃっかりょうらん)
いろいろな種類の花が咲き乱れること。
※花を歌に変えて「百歌繚乱」にするのもおすすめ。

 

天下統一(てんかとういつ)
天下を統一すること。
※下を歌に変えて「天歌統一」にするのもおすすめ。

サブタイトルをつける

熟語だけでもインパクトはありますが、より伝わりやすいスローガンにしたい場合はサブタイトルをつけるのがおすすめです。熟語に込めた思いや補足内容をサブタイトルとして加えましょう。

威風堂々
~堂々たる歌声で旋風を起こせ!~

 

結束
~心をひとつに、歌声にのせて~

 

完全燃唱
~全力を尽くして歌いきれ!~

英語を使ったかっこいいスローガン例

英語を使うと、まるでおしゃれなロゴのようなスローガンになりますよね。また、声に出したときの響きがかっこいいと定評があります。

ただし授業で出てこないような難しい単語や熟語は意味がわかりづらいため、馴染みのあるものを使うのがおすすめ。文にする場合は2〜4語程度の短い文にすると覚えやすいですよ。

Enjoy music!
(音楽を楽しもう)

Do our best!

(全力を尽くそう)

 

Sing as one team
(ひとつのチームになって歌う)

 

Let’s sing together!
(共に歌おう)

 

Let’s be one!
(ひとつになろう)

 

You can do it if you try!
(やればできる)

 

Believe in ourselves
(自分たちを信じて)

 

Stay Gold
(いつまでも輝こう / 金賞を目指そう)

サブタイトルをつける

メインのスローガンが英語の場合、サブタイトルを工夫することでよりわかりやすく、印象に残りやすくなります。

工夫するための簡単テクニックを3つ紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。

①スローガンの英語の日本語訳を使う
例)Let’s be one! 〜ひとつになろう〜

②意味が似ている名言や格言、映画やアニメのセリフなどを使う
例)Do our best! 〜心を燃やせ!〜
※「鬼滅の刃」のセリフを引用

③課題曲のタイトルや歌詞を取り入れる
例)Let’s sing together! 〜めぐる想いを歌声に乗せて〜
※「時の旅人」の歌詞を引用

クスッと笑えるおもしろいスローガン例

ありきたりなものではつまらない!という場合には、クスッと笑えるおもしろいスローガンにしてみましょう。

多くの人が知っている名言や流行語を使い、テンポのよい言葉を使うのがおすすめ。ここでは5つの例を紹介します。

歌う門には福来たる(ことわざ「笑う門には福来る」)

 

諦めらたそこで演奏終了ですよ(漫画「スラムダンク」のセリフ)

 

感動的な合唱にゴン攻め!(2021年流行語「ゴン攻め」)

 

本気の合唱にキュンです!(2020年ギャル語流行語「キュンです」)

 

金賞をゲッツ!(ダンディ坂野のネタ「ゲッツ!」)

コロナを乗り越えるスローガン例

新型コロナウイルスの流行により学校生活にさまざまな制限がある今だからこそ、心に響くスローガンもあります。

スローガンを考える際は、開催への想いを込めたもの、少しでも明るい気持ちになれるもの、伝統を繋ぐためのものなど、コロナ禍だからこそ掲げたい想いを込めてみましょう。

ここでは3つの例を紹介します。

Break the limit!
〜コロナに負けるな〜

 

響け!絆のハーモニー
〜心の距離は密です!〜

 

Brightest Melody
〜コロナ禍に創る新しい物語〜

まとめ

一口にスローガンといっても、漢字や英語、かっこいいものからおもしろいものまで、さまざまなタイプのスローガンが考えられます。

練習中にトラブルがあったり、学校行事に乗り気じゃない生徒もでてくるでしょう。
だからこそ、自分たちの目標に合った前向きなスローガンを作り、みんなの心を一つにしていくことが大切です。ぜひ渾身のスローガンを生み出してくださいね。

合唱練習についてはこちらの記事もご参照ください。

2022年最新の人気合唱曲ランキングも紹介しています。あなたの歌う曲は入っているでしょうか?ぜひチェックしてみてください。