ピティナ(一般社団法人全日本ピアノ指導者協会)が開催する国内最大規模のピアノコンクール「ピティナ・ピアノコンペティション」の最難関部門「特級(とっきゅう)」で、8/3(火)の三次予選を経て、7名のセミファイナリストが選出されました。
8/16(月)には、それぞれが約1時間のプログラムを組み立てるリサイタル形式でセミファイナルの審査が行われ、音楽の殿堂サントリーホールでプロの指揮者・オーケストラとピアノ協奏曲を演奏するファイナリスト4名が選出されます。
二次予選・三次予選のライブ配信動画の再生回数は既にのべ13万回を超え、若きピアニストたちの熱演がクラシック音楽ファンの注目を集めています。
ショパン国際ピアノコンクール本大会出場者含む7名がセミファイナルへ
今年もコロナ禍の開催となったピティナ・ピアノコンペティション「特級」では、8/3(火)の三次予選を経て7名のセミファイナリストが選出されました。
今回の7名は、10月のショパン国際ピアノコンクール本大会進出者を始め、フレッシュな才能を見せる高校一年生、ピアノ指導者としても活躍する29歳など、個性豊かなコンテスタントが勢ぞろい。
それぞれの選曲センスが光るリサイタル形式のセミファイナル審査に、クラシック音楽ファンの注目が集まっています。
8/16(月)のセミファイナルで7名からさらに選ばれた4名が、8/19(木)のファイナルステージに進出。音楽の殿堂サントリーホールで、プロの指揮者・オーケストラと共に渾身のピアノ協奏曲を披露します。
セミファイナリストプロフィール(セミファイナル演奏順)
1)村上 智則(むらかみ・とものり)
愛媛県松山市出身。愛媛県立松山東高等学校を経て、現在東京藝術大学4年。ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会にて、A1級銅賞、B級金賞、C級ベスト賞、D級ベスト賞、Jr.G級ベスト賞、2020年特級セミファイナリスト。
2)今泉 響平(いまいずみ・きょうへい)
福岡県福岡市出身。チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院を経て、同大学院課程には最高得点で入学・修了。ラザール・ベルマン国際ピアノコンクール(イタリア)第1位ほか国内外のコンクールにて多数受賞。
3)進藤 実優(しんどう・みゆ)
愛知県大府市出身。モスクワ音楽院付属中央音楽学校卒業。第18回ショパン国際ピアノコンクールの7月予備予選を通過し、2021年10月の本大会に参加予定。
4)原田 莉奈(はらだ・りな)
奈良県奈良市出身。京都市立京都堀川音楽高等学校・東京藝術大学を経て、現在同大学院修士課程2年。第15回東京音楽コンクールピアノ部門第2位ほか入賞多数。
5)五条 玲緒(ごじょう・れお)
静岡県静岡市出身。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、現在東京藝術大学3年。ポッツォリーノ国際コンクールカテゴリーD、オレッジョピアノコンクール(共にイタリア)第1位。
6)福田 優花(ふくだ・ゆうか)
京都府京都市出身。京都市立京都堀川音楽高等学校を首席で卒業、東京藝術大学器楽科を経て同大学院修士課程を修了。第9回せんがわピアノオーディション最優秀賞。
7)野村 友里愛(のむら・ゆりあ)
愛知県名古屋市出身。現在、角川ドワンゴ学園N高等学校1年。ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会において、2015年B級金賞、2016年C級ベスト賞、2018年Jr.G級ベスト賞、2019年F級金賞及び聖徳大学川並弘昭賞を受賞。
今後のスケジュール
◆審査スケジュール
・セミファイナル 8月16日(月)10:30- @第一生命ホール(東京・晴海)
審査結果発表:19時以降予定(ライブ配信あり)
・ファイナル 8月19日(木)16:30- @サントリーホール(東京・赤坂)
審査結果発表:20時以降予定(ライブ配信あり)
◆賞金総額
・審査員賞:計210万円
・ホール聴衆賞(実地の聴衆の投票で決まる賞):計170万円
・オンライン聴衆賞(ライブ配信視聴者の投票で決まる賞):計120万円
◆ライブ配信で楽しむピアノコンクール「オンライン聴衆賞」創設プロジェクト
https://motion-gallery.net/projects/ptna_tokkyu_2021
◆プロフィール詳細&セミファイナルプログラム:https://compe.piano.or.jp/event/tokkyu/contestant.html#maintxt
◆2021年特級公式サイト:https://compe.piano.or.jp/event/tokkyu/index.html