吹奏楽部は上下関係が厳しく、人付き合いが大変なことで知られています。集団行動が多く、意見交換の機会もたくさんあるからです。
よって、吹奏楽部で楽しく過ごすには、良好な人間関係を築くことが大切なのです。
そこで今回は、吹奏楽部の先輩との関係でよくある悩みや、その解決法を紹介します!先輩から好かれるコツもお話するので、ぜひ参考にしてくださいね。
案内人
- yunn中学1年からフルートを始め、高校では吹奏楽の強豪校でコンダクターを務める。その後音楽系大学院を卒業し、現在はフルーティストとして小中学校への指導やソロコンサートを積極的に行う。
目次
吹奏楽部は先輩と上手く付き合うのが大変!?
上下関係の厳しさで有名な吹奏楽部では、やはり後輩よりも先輩との付き合いが大変です。ツイッターで調べてみると、部内の上下関係に悩む人がたくさんいました!
妹が吹奏楽部で強い学校らしいんだけど「顧問が厳しい。先輩が怖い」「演奏を間違えると怒鳴られることもある」「頑張って吹けるようにならないと仲間に置いてかれる。コンクールに参加させてもらえない」「後輩が下手で使えない。練習しろ」とか そんな話を聞いて 給料いくらもらってんだ…?となった
— べかさく (@qskvut) June 8, 2021
あー吹部入部して
1週間でで先輩と喧嘩
しかも逆ギレ
まじ最悪1年半これから
どうなってくやら— なぎちゃん (@ojmn115114) April 19, 2021
挨拶にはとことんうるさい吹奏楽部だから大きな声で挨拶したら「クソうるせぇ」と言われたことをわたしは忘れない。……先輩怖い
— はるまる (@papapapantsuuuu) March 5, 2019
吹奏楽部なんだよね…
最近人間関係でトラブルが多くてね…私は巻き込まれた感じで勝手に嫌われてる状況なのよ
行きたくないなら行かなくていいよね— もち。 (@mo_chi1003) July 25, 2021
吹奏楽部の人間関係にうんざりする。
これは自分の部活だけなのかなぁ
音楽以外の余計なことで悩みたくないだよね— ガイア (@Saxophone_World) September 25, 2020
人間関係に嫌気が差すことは多いようです。特に先輩に関しては、怖かったり意見が合わず喧嘩したりと、辞めたくなる出来事ばかり。
せっかく演奏が楽しくても、先輩と上手くいかないと毎日が憂鬱ですよね。
吹奏楽部の先輩とのあるあるエピソードとその解決法
ここからは、先輩とのよくあるエピソードと、その解決法を紹介します。誰もが経験する可能性があるので要チェックです。
3年生は優しいのに2年生は怖い!
1年生の時に何故3年生より2年生が怖いと思うかって2年生には余裕が無いからですよね、間に挟まれて
あと、とりあえず吹部に関しては男子人口が重要
— (@mc_3125_) December 27, 2020
3年生は部内全体や各パートをまとめる、2年生は後輩の指導を任されるケースが多いです。そのため、1年生からすると「2年生の先輩の方が怖い」なんて思うのはよくあること。
これについては、指導を指導と割り切るのが大事です。慣れれば部活外で引きずったり必要以上に考えたりしなくなり、怖いという気持ちも薄れていくでしょう。
また、どうしても2年生と上手く行かないのなら、3年生に相談するのがおすすめ。相談するときは、陰口のように一方的に相手を悪く言わず、自分の反省も踏まえながら話すと良い印象を与えられますよ。
パート内の先輩の機嫌が悪くて気まずい……
中学の吹奏楽部は上下関係厳しかったというよりは相当頭キマってて、一年生には人権がなかったのでパートリーダーの先輩とかの機嫌損なうと部活終了後学校からパートの一年生総出でひたすら謝罪し続けながら学校から先輩の家まで着いていくとかいうのがあった
— めるつ (@skyful718) August 4, 2016
「パートの先輩が怖い」というのも吹奏楽部あるあるですよね。特に、コンクール前などに練習が増えると、その分パート内の先輩と関わることも多くなります。
なかなか音程が合わなかったり上手く吹けなかったりすると、先輩の機嫌が悪くなる日もあるでしょう。そんなときは、まず諦めずに直そうとする態度を見せるのが大切!真摯な気持ちを伝えれば、先輩も冷静になってくれるでしょう。
しかし、何をやっても機嫌が悪い先輩は放っておくしかありません。練習に集中し、気まずさを紛らわせましょう。ただし、冷たい態度をとったり、別の先輩に文句を言ったりはしないのを忘れずに。よけいにややこしくなってしまいます。
先輩の方が吹けていないのに怒られる!
個人的に思う吹奏楽部あるあるなんだが
下手な先輩ほど無駄に厳しい
— とけるちゃん (@Tokeru_official) May 28, 2021
先輩の方が吹けていないのに怒られる……理不尽ですよね。しかし、先輩も注意しなければいけない立場なので、このようなことが起こってしまいます。また、その人自身が吹けていないことに気付いていない場合もあるでしょう。
そういう先輩に注意されたときは、どっちが吹けているかは気にせず、なぜ今注意されたのかを考えるようにしましょう。先輩の方が吹けていないとしても、自分も上手く吹けていない可能性があるからです。
「下手な先輩に注意されるなんて!」とイライラしてしまいますが、自分が上手くなることだけを考えて、アドバイスを真摯に受け止めてみるのがおすすめです。
先輩といい関係を築くコツ
次に、先輩と良好な関係を築くためのコツを紹介します!
挨拶をしっかりする
先輩から好かれる方法として、挨拶が挙げられます。挨拶をしっかりすることで、常識のある人という評価を得られるでしょう。また、相手に『心を開いてくれている』と思わせることもできますよ。
挨拶は、すれ違ったときはもちろん、目が合ったときや部活外で会ったときにも行いましょう。先輩が誰かと話していたり作業に集中していたりする場合は、声を出さず会釈をすると好印象を与えることができます。
言われたことには返事をする
先輩に何か言われたら、必ず返事をしましょう。コミュニケーションの基本である返事は、相手への反応と自分の意思表示を表します。
ただし、曖昧な返事をするとはっきりしない人だと思われてしまうので、理解できないことに対してはきちんと聞き返すようにしましょう。
どの先輩とも同じ距離感で接する
好き嫌いに関わらず、どの先輩とも同じ距離感で接しましょう。どんな人でも、そっけない態度を取られると良い気はしませんよね。
合わない先輩がいても態度には出さず、他の先輩と同じように接するのがおすすめ。無理に仲良くする必要はないですが、距離感を感じさせないように返事や挨拶をしっかり行い、笑顔で接するようにしましょう。
毎日一生懸命練習する
先輩から好印象を得るには、部活に真剣に取り組むことが大切です。周りによい印象を与えるだけでなく、自分の成長にもつながります。
上手くなれば、先輩から注意されたりパート練習で雰囲気が悪くなったりすることも少なくなるでしょう。楽しく活動するためにも、とにかく練習しましょう!
まとめ
吹奏楽部は先輩との関係が難しい部活ですが、挨拶や返事などの基本的なマナーを守ることで、良好な人間関係を築けます。また、部活動を楽しいものにするには、一生懸命練習することも大切です。
部活動中は真摯に取り組んで先輩といい関係を築きましょう!