【マンドリンのオススメ曲12選】コンサートの定番曲編

楽器
[最終更新日]: 2020/03/05
                       

マンドリンの曲は数多ありますが、やはり“コンサートでよく演奏される定番曲”というものも存在します。
そこで今回はそんなコンサートの定番曲ともいえる人気の12曲を、4つのカテゴリに分けてご紹介していきたいと思います。
それぞれyoutube動画も掲載していますので、是非実際の演奏を聴いて楽しんでください!

コンサート常連 人気のマンドリン曲3選

まずは今回ご紹介する12曲の中でも、特にコンサートでよく演奏される人気の3曲をご紹介します。

どれも魅力あふれる曲なので、是非一度聴いてみてください。

 

星空のコンチェルト

日本を代表するマンドリン作曲家の一人である藤掛廣幸氏の作品。

マンドリンの美しい旋律で始まる冒頭や幻想的な情景を彷彿とさせる序盤、フーガを思わせるハイテンポな旋律の掛け合いが見られる中盤以降など様々な音の表情が楽しめる一曲になっています。

コンサートでもヘビーローテーションな曲として一定の地位を築いています。

幻想曲第一番

藤掛氏と同じく、日本を代表するマンドリン作曲家である久保田孝氏による作品。

長い序奏を伴うソナタ形式になっており、印象深い陰鬱な二つの主題とリズミックな進行が特徴的です。

第三番まで作曲された幻想曲の中でも屈指の人気を誇り、コンサートでもよく演奏される曲です。

 

海の組曲

イタリアの作曲家アメデオ・アマディの作品。

彼の作品の中でも特に人気の高い曲の一つで、1909年マンドリン・ギター音楽出版誌イル・プレットロ主催の第2回作曲コンクールにおいて、金賞を受賞しています。

ギリシア神話から着想を得た4曲で構成されており,それぞれのタイトルにはトリトーネやオンディーヌなどの水や海の精霊の名が入っています。

マンドリン初心者も惹き込まれる!聴きやすいマンドリン曲3選

続いては、初心者やマンドリンをあまり知らない方でも聴きやすい曲を3曲ご紹介します。

どれも親しみやすいながらもマンドリンの良さが存分に引き出されている名曲です。

 

願いの叶う本

日本のマンドリン作曲家のなかでも屈指の人気がある丸本大悟氏の作品。

曲名の“願いの叶う本”とは「誰かに貸すことで、貸した相手の願いが叶う本」だそうで、純粋な優しさを曲想にしたとされています。

ハイライトは後半の各パートのソロで、それぞれの楽器の良さが存分に伝わってくるので必聴です。

アンコールにもよく選ばれている人気の高い曲です。

 

プレリュード2

マンドリン作曲家である吉水秀徳氏の出世作。

もともとは吉水氏自身の母校のために作曲されたのですが、その曲の美しさや親しみやすさから他の学校などでも演奏されるようになり、いまでは日本全国で演奏される人気曲となっています。

緩-急-緩のわかりやすい三部形式になっており、初心者から上級者まで楽しめる一曲です。

 

Beyond the skies

丸本氏と並ぶ人気作曲家、末廣健児氏が“空”をモチーフに作曲した作品。

緩-急-緩の三部形式となっており、ギターパートの印象深いアルペジオで始まる冒頭から一気にその世界観に引き込まれます。

中間部にはピッキングによる単音中心の軽快な旋律が現れ、躍動感あふれる楽曲になっています。

 

クラシック好きも満足 古典マンドリン曲3選

ここからはクラシック音楽が好きな方でも満足できる古典マンドリン曲を3曲ご紹介します

どれもクラシックの交響曲や管弦楽曲に勝るとも劣らない名曲ですので是非ご覧ください。

 

マンドリン協奏曲ハ長調

皆さんご存じの後期バロック音楽の大家アントニオ・ヴィヴァルディ作曲の協奏曲。

もっとも有名なマンドリン曲と言っても過言ではなく、曲名を知らなくても一度は耳にしたことがあると思います。

その名の通りマンドリンを独奏楽器とした協奏曲で、3楽章からなります。

宮廷音楽を彷彿とさせる鮮やかな曲で、日本は勿論のこと海外でもよく演奏されています。

 

劇的序曲

イタリアの作曲家アルリーゴ・カペレッティの作品。

冒頭のマンドリンの圧倒的な音の波が特徴的で、そこから一気に引き込まれる大曲です。

長い序奏部分から第一主題にかけては暗く不安定な音の運びをしますが、第二主題から少しずつ明るくなり、コーダは低音部の下降音形を伴う凱旋行進曲風に締めくくられます。

序曲のため最後はあっさりしていますが、その重厚な曲の作りからトリ曲として演奏されることも多いです。

 

交響的前奏曲

イタリアの作曲家ウーゴ・ボッタキアリの名作。

数あるマンドリン曲の中でも最高峰とうたわれる曲で、他の曲ではあまり見られない“一つの美しい主題”が最後まで全体を貫くしっかりとした構造や、重厚な和声が特徴です。

前奏曲ながら最後にかけて盛り上がりが最高潮となるため、トリ曲としてもよく演奏されます。

 

これぞ大曲 高難易度のマンドリン曲3選

最後にご紹介するのは、演奏するには難易度が高めの3つの大曲です。

どれもその難易度や曲としての大きさからトリとして演奏されることが多く、迫力と美しさを併せ持つ名曲です。

 

メリアの平原にて

イタリア出身の作曲家ジュゼッペ・マネンテの作品。

1909年に行われたイル・プレットロ誌主催の第2回作曲コンクールにおいて、アマディ作曲の“海の組曲”に次いで2位に選ばれたほどの素晴らしい曲です。

自由なロンド形式となっており、マンドリンとマンドラが交互に主題を繰り返したのち、それぞれの主題が交わるという当時では特徴的なオーケストレーションがみられます。

 

舞踊風組曲第二番

先ほどご紹介した久保田孝氏の作品です。

4番まである舞踊風組曲の中でも屈指の人気を誇り、久保田氏の代表曲となっています。

曲の全体を通して現れる印象深い変拍子のリズムとその民族音楽的な旋律は、タイトル通り舞踊曲を思わせます。

どのパートも速弾きの箇所が多く非常に難易度の高い曲ですが、日本でマンドリンをやっていれば必ず知っていると言われるほどの人気曲です。

 

組曲 杜の鼓動

先にご紹介した“願いの叶う本”の作曲者である丸本大悟氏の代表作ともいえる作品。

組曲としては1~3楽章から成り立っており、その後単独で4楽章と5楽章も発表されました。

こちらも日本のマンドリン業界で知らぬものはいないほどの人気の高い曲で
丸本氏らしい幻想的で美しいメロディは、多くのマンドリン演奏家に愛されています。

メインとなる主題を各楽章にちりばめ統一感を図りながらも、それぞれ単独で演奏しても成立するようにうまく作られています。

 

まとめ

いかがでしたか?
これらの曲はあくまでも一部で、他にも魅力的な曲がたくさんあります。
今回ご紹介した作曲者さんの別の曲を聴いてみるのも面白いと思いますよ。

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