
※本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。報酬の有無にかかわらず、内容は中立的に整理しています。
この記事は、社会人や主婦・主夫としてギターを始めたい大人の初心者を主な対象に書いています。お子さま向けの教室を探している方は、各教室の公式サイトでジュニアコースの有無を直接確認してください。
目次
この記事の要点
- ギターを始めた大人の約9割が1年以内に挫折します。教室選びは「上達」よりも「続けられる仕組み」を基準にすると失敗が減ります。
- 月謝の相場は月2〜4回のマンツーマンで月8,000〜18,000円、入会金は0〜17,000円です。「月謝が安い教室」と「年間総額が安い教室」は一致しないことが多いです。
- 教室選びで本当に効くのは、講師のスキルよりも「教える経験の有無」「振替の柔軟さ」「楽器選定のサポート」の3点です。
- 大人初心者には、オンライン専門で入会金0円ならTHE POCKET、全国校舎で楽器を持っていない方ならシアーミュージック、関東で60分しっかり習いたい方なら椿音楽教室が無理のない選択肢になります。
- 無料体験レッスンでは「指の痛みが出ない弾き方を教えられるか」「1か月後の目標を一緒に言語化できるか」を確かめると、相性を見抜けます。
はじめに
「ギターを始めたいけれど、教室の数が多すぎて何を基準に選べばいいかわからない」「独学で挫折した経験があるから、今度こそ続けたい」。そんな気持ちで検索された方が多いのではないでしょうか。
大人がギターを始めるとき、最大の壁は技術ではなく「続けられるかどうか」です。米国の大手ギターメーカーFender社が2018年に発表した調査では、ギターを始めた人の約9割が1年以内にやめてしまうと公表されています。多くの教室紹介記事は「上達できます」と書きますが、そもそも続かなければ上達もしません。
この記事では、料金や校舎数の比較に加えて、「大人初心者が挫折しないための選び方」を中心に整理します。具体的な5校の比較、半年と1年のトータルコスト、無料体験で確かめるべきポイントまでまとめているので、最後まで読めば自分に合う教室の輪郭が見えてくるはずです。
書いているのは、音楽教室の比較情報を発信しているedyclassic編集部です。各社公式サイトの一次情報、第三者口コミサイト、英語圏の成人学習研究まで横断調査して、メリットだけでなくデメリットも同じ温度でお伝えします。
結論:タイプ別おすすめの3校
最初に結論をお伝えします。大人初心者がギター教室を選ぶときは、自分の生活スタイルを軸に決めるのが一番失敗しません。タイプ別に3校をお勧めします(「入会金の低さ・振替制度の柔軟さ・楽器なしで始められるか」の3条件で大人初心者に向くと判断した教室です。続く章で5校全体の詳細比較もお伝えします)。
入会金0円で通学不要で始めたい方は、THE POCKET。完全オンライン専門の音楽スクールで、入会金0円・教材費0円、月2回50分8,600円から始められます。9時から23時まで受講できるので、仕事終わりの遅い時間にも対応できます。
全国どこでも通いたい・楽器を持っていない方は、シアーミュージック。全国100校舎を自由に行き来できて、ギター・ベース・ウクレレなどの楽器を無料でレンタルできます。月2回45分11,000円から始められます。
関東在住で60分しっかり受けたい・担当制を希望する方は、椿音楽教室。月2時間(60分×2回)12,800円で、全国200か所以上の提携スタジオを使えます。体験当日に入会すれば入会金と事務手数料が無料になる仕組みです。
これらの教室を含めた5社の詳細比較は、本記事のあとの章でまとめています。読み進めながら、自分の優先順位に合う1〜2校を絞り込んでください。
大人のギター挫折率は「1年で90%」。だから教室選びが効く
ギター教室の比較を始める前に、必ず知っておきたい数字があります。
Fender社の調査が示す「9割が1年以内にやめる」現実
米国の大手ギターメーカーFender社が2018年に発表した自社調査によると、ギターを始めた人の約9割が最初の1年以内に演奏をやめてしまうとされています。英語圏のギター教育メディアでは、2年後まで続けられる人は数%程度との指摘もあります。
この数字は欧米のデータですが、日本のギター講師の現場感覚も近い水準だと、複数のギター教室運営者が業界向け媒体で語っています。「自分なら大丈夫」と思っていた人ほど、最初の壁にぶつかったときに離れていきます。
「最初の数か月」が運命の分かれ目
挫折が集中するのは、ギターを始めてから最初の数か月、特に3〜6か月の時期だと、英語圏のギター教育メディアでは指摘されています。理由は単純で、この時期に「思っていたほど自由に弾けない」という理想と現実の差が突きつけられるからです。
YouTubeで上手な人の演奏を見て始めた人は、自分が同じくらい弾けるようになるまでに何百時間も練習が必要だと知って気持ちが折れます。指先が痛くて10分も練習が続かない、Fコードが押さえられない、何を練習すればよいかわからない。こうした「具体的な詰まり」が同時に押し寄せます。
教室選びが効くのはまさにこの期間です。独学で詰まったときには立て直す方法がわかりませんが、教室であれば講師に相談できます。挫折しない教室というのは、「上手な講師がいる教室」ではなく、「最初の6か月で詰まったときに伴走してくれる教室」です。
教室が挫折率を下げる3つの仕組み
教室に通うと挫折率が下がるのには、はっきりした理由があります。
- レッスン予約があることで、日々の練習が自然と習慣になります。1日2分の練習でも、レッスン前日になれば自然と楽器に触ります。
- 詰まりを当日のうちに解消できます。指の痛みやコードの押さえ方など、独学だと数週間悩む問題が、講師に見せれば数分で解決します。
- 「次のレッスンで弾けるようにする曲」という短い目標が常にあるので、基礎練だけの孤独感に陥りません。
つまり教室を選ぶときに本当に問うべき問いは、「この教室は私の挫折を防いでくれるか?」です。続く章では、この問いに答えられる教室を見抜く方法を整理していきます。
ギター教室の料金相場と初期費用の本当のところ
教室選びで一番気になるのは料金です。まず相場を知らないと、安いのか高いのか判断できません。
月謝・入会金・1回あたりの相場
主要なギター教室の料金を集計すると、相場はおおむね次の範囲に収まります。
| 項目 | 大人向けマンツーマンの相場 |
|---|---|
| 月謝(月2回) | 8,600〜13,280円(平均約11,000円) |
| 月謝(月4回) | 14,960〜20,800円(平均約18,000円) |
| 1回あたり | 3,800〜7,000円(平均約4,900円) |
| 入会金 | 0〜17,000円(多くは2,000〜11,000円) |
| 体験レッスン | 多くは無料(25〜60分) |
| 教材費 | 0〜数千円(不要な教室も多い) |
オンライン専門の教室はこの相場より1〜2割安く、大手の対面スクールは相場の上限寄りになります。グループレッスンを選べる教室では、マンツーマンの半額程度(1回あたり3,000〜4,000円台)になることもあります。
「月謝の安さ」だけで選ぶと損する3つの落とし穴
月謝の数字だけを比べると、本当のコストを見誤ります。注意すべき落とし穴が3つあります。
- 入会金と楽器代を忘れている:月謝が安くても、入会金1万7千円と楽器購入5万円を足すと、初月の総額は7万円を超えることがあります。
- スタジオ代が別途かかる教室がある:椿音楽教室のように提携スタジオを使う形式では、月謝とは別にスタジオ利用料が発生します。記事や口コミではこの料金が見落とされがちです。
- 「年間36回」の罠:島村楽器のように年間36回(実質月3回相当)の料金表示になっている教室は、月謝表示の他社と直接比較できません。「1回あたりいくら」で計算し直してください。
本記事の後半(第7章)で、5校の半年・1年トータルコストを実際に試算しています。月謝の数字よりも、そちらを基準に選ぶと判断を誤りません。
挫折しない教室を見抜く5つのチェックポイント
大人初心者向けに数多くの記事が「教室選びの5つのポイント」を書いていますが、その多くは「料金」「校舎数」「ジャンル対応」など、HPを見れば誰でも判断できる項目ばかりです。
ここでは、HPには書かれていない「挫折を防ぐための」5つのチェックポイントをお伝えします。
4-1. 「弾くのが上手な先生」より「教えるのが上手な先生」を選ぶ
ギター講師の経歴を見ると、「大手レコード会社で活動」「年間100本以上のライブ」といった演奏歴を強調している紹介がよく目に入ります。しかし、演奏が上手いことと、教えるのが上手いことは別の能力です。
ギター教則本『The Principles of Correct Practice for Guitar』の著者ジェイミー・アンドレアスは「ギター講師の多くは『教師』ではなく『ギター演奏者』である。両者には大きな違いがあり、演奏者は自分が弾く方法を知っているだけだが、教師は他人に弾かせる方法を知っているべきだ」と指摘しています。優れた演奏家でも、初心者がなぜFコードを押さえられないのかを言葉にできなければ、上達への道筋を示せません。
体験レッスン時には次の3つを聞いてみてください。
- これまで何人くらいの初心者を教えてきましたか
- 私のような初心者には、どんな順番で何を教えますか
- 最初の3か月で押さえる目標は何ですか
具体的な指導歴と教え方の手順を言葉にできる講師は、「教えるのが上手な先生」である可能性が高いです。
4-2. 「家で練習できない前提」の進め方か
大人の生徒は、子どもと違って自宅練習の時間が取れない人が大半です。「毎日30分練習してきてください」と言われても、仕事と家事の合間で実行できる人は少数派です。
挫折しない教室は、この前提を理解しています。レッスン中に一緒に練習する時間を組み込んだり、家で5分だけできる短い課題を出したり、練習量よりも質を重視する作りになっています。
体験時に「家で練習する時間が取れなくても続けられますか」と聞いてみてください。「練習しないと上達しません」と返す教室より、「レッスン中に基礎をしっかりやるので大丈夫です」と返す教室のほうが、大人向けの設計になっています。
4-3. 振替・キャンセル制度の柔軟性
大人がレッスンを休む理由はさまざまです。残業、急な出張、保育園からの呼び出し、親の通院付き添い、PTAや町内会の予定など、自分では決められない予定変更がどうしても発生します。
振替の柔軟さは教室によって大きく差があります。THE POCKETのように24時間前まで振替無料の教室もあれば、シアーミュージックのように前日17時を過ぎると消化扱いになる教室もあります。
仕事の予定が変動しやすい方は、振替可能な締切時刻と、振替の回数制限の有無を必ず確認してください。柔軟な制度がないと、「払ったレッスン代が消えていく」感覚が積み重なって、続ける気力が失われます。
4-4. 楽器選定のアドバイスがあるか
ギター挫折で一番多い物理的な原因は、「指が痛くて押さえられない」です。多くの場合これは練習不足ではなく、楽器の調整が合っていないことが原因です。
弦高(弦と指板の距離)を低めに調整したり、張りの弱い細めの弦を張ったり、握りやすいネック形状のギターを選んだりするだけで、痛みは大きく減ります。教室が助言をくれるかどうかで、最初の3か月の続けやすさが大きく変わります。
体験時にギターを持参するか、もし持っていなければ「初心者にはどんなギターをすすめますか」と質問してください。具体的な品番や予算感を示してくれる講師は、楽器選びで生徒に寄り添える講師です。
4-5. やる気を保つ仕掛け(発表会・録音・交流の場)
大人の学習は孤独になりやすく、目標が見えにくいと続きません。「半年後に1曲弾けるようになる」という具体的な到達点が見えていると、日々の練習に意味を感じられます。
教室によっては、年1〜2回の発表会、レッスンの録音動画送付、生徒同士の合奏会など、上達を実感できる催しを用意しています。こうした仕掛けがある教室は、生徒の続けやすさが高い傾向にあります。
控えめな性格で発表会に出たくない人もいるはずです。その場合は、レッスン録画やオンラインでの個別共有がある教室を選ぶと、自分のペースで上達を確認できます。

タイプ別の選び方
5つのチェックポイントを踏まえたうえで、教室タイプの選び方を整理します。自分がどのタイプに当てはまるかを判定してから、次の章の5校比較を読んでください。
オンライン vs 対面:3つの判定軸
オンライン教室と対面教室は、それぞれ向く人と向かない人がはっきり分かれます。
- 通学時間と費用を惜しむ人:オンライン向きです。仕事帰りに駅前まで行く必要がなく、月謝も対面より1〜2割安いことが多いです。
- 自宅に練習場所と楽器がない人:対面向きです。教室の楽器を借りられて、レッスン中に集中できる空間が確保されます。
- 対面の臨場感と表情を見ながら学びたい人:対面向きです。指の動きを目の前で見せてもらえるのは、特に最初の3か月に効きます。
オンラインで本気で検討する場合は、通信遅延の現実・自宅機材セットアップ・Zoomの音楽用設定など、対面とはまったく違う論点があります。詳しくは別記事のオンラインギター教室おすすめ|自宅レッスンの選び方と通信・機材の現実で、4タイプ分類と4校比較を整理しています。
マンツーマン vs グループ:費用か刺激か
マンツーマンは1回あたり3,800〜7,000円、グループは2,000〜4,000円程度です。費用重視ならグループに分がありますが、「自分のペースで進めたい」「他の生徒と比べたくない」という大人初心者にはマンツーマンが向きます。
大人初心者の多くはマンツーマンを選んでいます。「同年代の仲間がほしい」「みんなで集まる刺激でやる気を保ちたい」という方は、グループレッスンや発表会のある教室を選んでください。
大手チェーン vs 個人教室
大手チェーンは料金体系が明朗で、振替・退会の仕組みが整っています。個人教室は講師との距離が近く、ジャンル特化型の指導を受けられます。
「迷ったらまずは大手の体験から」が無難な選び方です。大手で感じた違和感(料金・講師の質・予約のとりにくさ等)を出発点に、個人教室を探していくと、自分の優先順位が見えやすくなります。
エレキ vs アコギ vs クラシック
弾きたい曲のジャンルで選んでください。J-POPやロックならエレキ・アコギ両方が選択肢、弾き語りならアコギ中心、クラシック曲ならクラシックギターです。
迷ったら、教室で複数のギターを試させてもらってから決めるのが安心です。アコギは弾き語りやJ-POPに、エレキはロックやポップス、クラシックギターは独奏のクラシック曲に向いています。最初は弾きたい曲のジャンルから逆引きするのが安全です。
エレキを軸に検討する場合は、アンプ・エフェクター・自宅練習の音量問題など、ジャンル特有の論点が別記事のエレキギター教室の選び方|大人初心者がアンプ・ジャンル・自宅練習で失敗しない方法で整理してあります。マンション住まいで夜しか練習時間が取れない方は、教室選びより先に読んでおくと挫折率が下がります。
大人初心者におすすめのギター教室5選
ここからは、大人初心者向けに推奨できる5校を、料金とサービスの実情で比較します。
5校の基本情報を比べる
各社の公式サイトから取得した料金とサービス内容を、税込みで整理しています。
| 教室 | 月謝(月2回・マンツーマン) | 実質月謝の目安 | 入会金 | 1回の時間 | 形態 | 振替条件 | 体験レッスン | 楽器レンタル |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| THE POCKET | 8,600円 | 8,600円 | 0円 | 50分 | オンライン専門 | 24時間前まで | 無料・25分 | 自前 |
| シアーミュージック | 11,000円 | 11,000円 | 2,200円 | 45分 | 全国対面+一部オンライン | 前日17時まで | 無料 | 無料 |
| Soul Create Music | 11,000円〜 | 教室で変動 | 3,300〜11,000円 | 30〜45分 | 対面(関西9教室)+オンライン | 各教室で異なる | 公式に明記なし・要問合せ | 自前 |
| 椿音楽教室 | 12,800円 | 14,800円前後(スタジオ代込み) | 10,000円+事務3,000円(体験当日入会で双方無料) | 60分 | 関東対面+オンライン | 前日18時まで | 60分無料(スタジオ代別) | 体験時は無料 |
| EYS音楽教室 | 12,480円〜 | 12,480円〜 | 17,000円(キャンペーン半額あり) | 55分 | 全国30教室+オンライン | 当日まで対応 | 無料 | 入会で楽器プレゼント |
「実質月謝の目安」は、椿のスタジオ代(1回1,000円目安・月2回で2,000円)を月謝に乗せた金額です。振替条件は各教室の公式記載または運営の案内に基づきます。最新の規定は申し込み前に公式で確認してください。
それぞれの強みと向く人を、簡単に整理します。
6-1. THE POCKET(入会金0円・公式自社集計の継続率98.2%)
2010年に設立された、日本でも長い歴史を持つオンライン専門の音楽スクールです。講師は30名以上在籍し、生徒は世界各地から受講しています。
最大の特徴は、入会金・教材費・管理費がすべて0円という料金体系です。月2回50分で8,600円という料金は、生配信型のオンラインギター教室のなかでは抑えめの水準です。9時から23時までレッスン可能で、24時間前までの連絡で振替にも対応してくれます(月謝以外の追加費用は発生しません)。
公式サイトの自社集計によると、続けている人の割合は98.2%とされています。集計方法(分母の取り方・期間の定義)は公式に明記されていないため、第三者で検証はできません。ただし、入会金0円・教材費0円・24時間前まで振替可能という続けやすい仕組みが整っているのは事実です。
レッスンはZoomまたはMicrosoft Teamsで受ける形なので、自分でギターを用意する必要があります。「楽器の選び方から相談したい」という方は、入会前に体験レッスンで相談してください。25分の無料体験では電子書籍のプレゼント特典もあります。
THE POCKETの無料体験レッスンを見る
入会金0円・月2回8,600円から。25分の体験で雰囲気を確かめられます。
→ THE POCKETの無料体験レッスンを試す
6-2. シアーミュージック(全国100校舎・楽器無料レンタル)
シアー株式会社が運営する、生徒数2万4千人超の大手チェーン音楽教室です。全国100校舎を展開し、ギター・ベース・ウクレレなどの楽器を無料でレンタルできます。
楽器を持っていない大人初心者にとって、これは大きな利点です。「ギターを買ってから通うか、買わずに通えるか」で悩む必要がなく、しばらく続けてから購入を判断できます。練習部屋も無料で使えるので、自宅に練習場所がない方にも合います。
担任制ではなく、レッスンごとに講師を自由に選べる「フリーレッスン制度」が特徴です。これは合う人には費用対効果が高く、合わない人には講師のばらつきとして感じられます。詳しい仕組みと、合う人・合わない人の見極め方は、別記事のシアーミュージックの口コミ・評判レビューでお伝えしています。
シアーミュージックの無料体験レッスンを見る
全国100校舎・楽器無料レンタル・入会金2,200円。手ぶらで通える環境を求める方に。
→ シアーミュージックの無料体験レッスンを試す
6-3. Soul Create Music(関西9教室・本格派の対面スクール)
京都・大阪・三重・奈良・兵庫を中心に、関西で9教室を展開する音楽教室グループです。対面レッスンを軸にしながら、オンラインレッスンにも対応しています。
代表的な料金は北堀江教室の例で、30分×月2回が11,000円、45分×月2回が15,400円、90分×月2回が36,300円です。入会金は教室・コースによって3,300円〜11,000円と幅があります。プロを目指す志向の生徒にも対応する、本格派の教室という位置づけです。
オンライン専用のコースや回数券の有無、最新の料金体系は公式サイト上に一覧の形では掲載されていません。関西在住で対面を中心に検討する方や、教室の雰囲気を確認したい方は、公式サイトから希望教室に直接問い合わせて条件を確認してください。
Soul Create Musicの教室を確かめる
関西を中心に9教室を展開する本格派の音楽スクール。
→ Soul Create Musicの公式サイトを見る
6-4. 椿音楽教室(関東対面・60分制・担当制)
東京・神奈川・千葉・埼玉を中心に、全国200か所以上の提携音楽スタジオでレッスンを受けられる教室です。専用校舎を持たず、生徒が通いやすいスタジオを選べる仕組みになっています。
最大の特徴は、レッスン時間が60分でマンツーマン担当制という点です。30〜45分のレッスンが主流のなかで、60分しっかり受けられるのは、上達を実感したい大人にとって大きな価値があります。月2時間(60分×2回)で12,800円という料金は、時間単価で計算すると他社と同等以下です。
入会金は通常10,000円+事務手数料3,000円ですが、体験レッスン当日に入会すれば両方とも無料になります。体験レッスンも60分受けられて、講師との相性が合わなければ別の講師で何度でも体験できます。
注意点は、月謝とは別にスタジオ利用料が発生する場合があることです。目安としては1回1,000円前後ですが、スタジオによって異なります。実質的な月額を確認したい方は、希望スタジオでの料金を体験時に必ず確認してください。
椿音楽教室の無料体験レッスンを見る
60分マンツーマン・担当制・関東中心200か所スタジオ。体験当日入会で入会金無料。
→ 椿音楽教室の無料体験レッスンを試す
6-5. EYS音楽教室(全国30教室・楽器プレゼント)
全国30教室(東京・関東・中部・関西・九州)を展開する大手音楽教室です。一番の特色は、入会時にギターを含む各種楽器を無料プレゼント特典で受け取れる点です。
選べる機種や条件は時期により変わるため、体験レッスン時に最新の特典内容を確認してください。「楽器を買うべきかわからない」「先に教室に通って決めたい」という方には、初期費用の不安を一気に解消できる仕組みです。
月謝は通常コース13,280円(月2回・55分・土日含む)、平日割引コース12,480円(月2回・55分・平日10時〜22時)からです。入会金は通常17,000円ですが、体験当日入会で半額の8,500円になる特典が実施されている時期もあります。
注意点は、入会金が他社より高めなことと、楽器プレゼントを受けるとしばらく退会しづらい気持ちの縛りが生まれる点です。条件をよく理解したうえで、長く通う前提で選ぶと満足度が高くなります。
EYS音楽教室の無料体験レッスンを見る
入会で楽器プレゼント・全国30教室・通常コースと平日割引コースを選べる。
→ EYS音楽教室の無料体験レッスンを試す
半年・1年で支払う合計費用を試算する
「月謝の安さ」と「総額の安さ」は一致しません。実際に半年・1年通った場合の合計費用を、5校で試算してみます。
試算の前提条件
- 月2回のマンツーマンレッスンを選択(基本コース)
- 入会金は特典適用前の通常価格で計算
- 楽器を持っていない場合は、別途入門用ギター30,000円を想定
- 椿音楽教室はスタジオ代を1回1,000円・月2回分2,000円で試算
- Soul Create Musicは北堀江教室の30分×月2回コース(11,000円・入会金3,300円)で試算
- EYS音楽教室は楽器プレゼント特典を活用した場合の試算
- 教材費・施設費は含まない
半年・1年の合計費用を比べる
楽器を別購入する場合と、レンタル・プレゼントを活用する場合の両方を計算します。
| 教室 | 入会金 | 月謝×6か月 | 月謝×12か月 | 楽器費 | 半年合計 | 1年合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| THE POCKET | 0円 | 51,600円 | 103,200円 | 30,000円 | 81,600円 | 133,200円 |
| シアーミュージック | 2,200円 | 66,000円 | 132,000円 | 0円(無料レンタル) | 68,200円 | 134,200円 |
| Soul Create Music | 3,300円 | 66,000円 | 132,000円 | 30,000円 | 99,300円 | 165,300円 |
| 椿音楽教室 | 0円(体験当日入会) | 88,800円(スタジオ代込み) | 177,600円(同上) | 30,000円 | 118,800円 | 207,600円 |
| EYS音楽教室 | 17,000円 | 74,880円 | 149,760円 | 0円(プレゼント) | 91,880円 | 166,760円 |
この表から見えてくることが3つあります。
- 半年で見るとシアーミュージックが最安になります。楽器無料レンタルの効果が大きく、「楽器を買うかどうかしばらく決めたくない」という人には、費用と選択肢の両面で合理的な選び方です。
- 1年で見るとTHE POCKETとシアーがほぼ同水準になり、続いてSoul Create・EYSが並びます。通学時間を惜しむかどうかで、THE POCKETとシアーのどちらが向くかが変わります。
- 椿音楽教室は60分レッスンの分、総額がやや高めになります。ただし時間あたりで見ると他社と大差なく、「短時間より長時間しっかり集中したい」という大人には価値が見合います。

「月謝が一番安い教室」だけを見ると判断を誤りやすいので、自分が始める条件(楽器を持っているか、通学時間はどうか)と合わせて総額で考えてください。
ギター教室に関するよくある質問
Q1. ギター教室の月謝相場は?
マンツーマンレッスンで月2回なら8,600〜13,280円、月4回なら14,960〜20,800円が相場です。オンライン専門の教室は対面より1〜2割安く、グループレッスンなら1回あたり3,000〜4,000円台に下がることもあります。入会金は0〜17,000円と幅があり、楽器・教材費の有無で初月の総額も変わるため、月謝だけでなく年間総額で比較するのが安全です。
Q2. 大人初心者でも本当に通える?
通えます。多くの音楽教室では、生徒の一定割合を大人の初心者が占めています。子どもより理解が早い分、目的(弾きたい曲)が明確であれば、上達の早さは子どもに引けを取りません。ただし「家での練習時間が取れない」「指が動きにくい」という大人特有の壁はあるので、それを前提に設計された教室を選んでください。本記事の第4章で挙げた「5つのチェックポイント」を確認すれば、大人向けの教室を見抜けます。
Q3. 独学とギター教室、どちらがいい?
独学は教室通いに比べて挫折率が高い傾向があります。YouTube動画は無料で豊富ですが、「自分の弾き方が合っているか」を確かめる手段がないため、悪い癖がついたまま進んでしまいやすく、3か月以内に挫折する人が多いです。費用を抑えたいなら、まずオンライン教室で月2回から始めて、半年後に独学に切り替える方法も選択肢になります。
Q4. 楽器を持っていなくても通える?
通えます。シアーミュージックのように楽器を無料レンタルできる教室や、EYS音楽教室のように入会で楽器をプレゼントしてくれる教室があります。オンライン教室を選ぶ場合は楽器が必要になりますが、入門用のアコギ・エレキなら20,000〜30,000円程度で揃います。教室を1〜2か月続けて、続けられそうだと感じてから本格的な楽器を購入するのが安全です。
Q5. アコギとエレキ、どちらから始めるべき?
弾きたい曲のジャンルで決めてください。J-POP・弾き語りならアコギ、ロック・ブルースならエレキが主流です。指の痛みはエレキのほうが軽く、アコギは弦を強く押さえる必要があるため最初の数週間は痛みが出やすいです。とはいえ慣れの問題で、1か月程度で気にならなくなる人がほとんどです。両方試したい方は、複数コースに対応した教室を選んで、最初の数か月で確かめるのもよい方法です。
Q6. 半年でどのくらい弾けるようになる?
週1回(月4回)のレッスンに加えて、家で1日15分程度の練習を続けた場合、半年で「コードを使った簡単な弾き語りができる」「好きな曲のサビ部分を弾けるようになる」レベルが目安です。練習時間が取れない場合は、これより遅くなります。逆に毎日30分以上練習できる人は、半年で1曲フルコーラスを弾けるようになるケースもあります。教室選びの時点で「半年後の目標」を講師と共有しておくと、レッスンの進め方がブレません。
Q7. 仕事終わりや土日に通える教室は?
ほとんどの教室で、平日夜(21〜22時まで)と土日のレッスンが可能です。ただし都市部の人気時間帯は予約が埋まりやすいため、入会前に希望時間帯の予約状況を確認してください。THE POCKETは平日23時までオンラインで対応、椿音楽教室は提携スタジオの営業時間内で柔軟に対応、シアーミュージックは校舎の営業時間に依存します。仕事の予定が読みにくい方は、振替制度の柔軟さも合わせて確認するのが安全です。
まとめ:体験レッスンで「相性」と「教える力」を確かめよう
大人がギター教室を選ぶときに本当に大切なのは、料金や校舎数ではなく「最初の6か月、挫折しそうになったときに伴走してくれる教室か」という1点です。
ここで紹介した5校は、それぞれ異なる強みを持っています。オンラインで通学時間と費用を抑えたいならTHE POCKET、全国どこでも楽器なしで始めたいならシアーミュージック、関東で60分しっかり習いたいなら椿音楽教室、楽器プレゼント特典で初期費用を抑えたいならEYS音楽教室、本格的に取り組みたいならSoul Create Musicが無理のない選択です。
ただし、どの教室が自分に合うかは、文字情報だけでは判断しきれません。時間があれば2〜3校、忙しい方はまず1校でいいので無料体験レッスンを受けて、次の3点を確かめてください。
- 講師が「弾くのが上手いだけ」ではなく、「教えるのが上手な先生」か。
- 家で練習する時間が取れない前提で、レッスンを組み立ててくれるか。
- 1か月後の小さな目標を、一緒に言葉にしてくれるか。
この3点が満たされれば、最初の6か月を乗り越えられる可能性が大きく上がります。教室選びは相性で決まります。自分のペースで続けられる場所を見つけることが、ギターを長く楽しむ一番の近道になります。
大人のギターを始める一歩を踏み出す
気になった教室の無料体験を試して、講師との相性を直接確かめてみてください。
→ THE POCKETの無料体験 / シアーミュージックの無料体験
ギター教室をさらに絞り込みたい方は、目的別の続きの記事もあわせてどうぞ。オンライン受講を中心に考えている方はオンラインギター教室おすすめ|自宅レッスンの選び方と通信・機材の現実、エレキを軸に始めたい方はエレキギター教室の選び方|大人初心者がアンプ・ジャンル・自宅練習で失敗しない方法が、それぞれ特化した論点で詳しく整理しています。
ギターの上達には、楽譜の読み方や練習に欠かせないメトロノームの使い方も役立ちます。練習を効率化したい方は、初心者向けメトロノームの選び方や楽譜の読み方の基礎も合わせて参考にしてください。クラシックギターの名曲に興味がある方は、クラシックギターの名曲・名盤ガイドもどうぞ。
参考情報
- THE POCKET公式サイト — Web調査(料金・コース・継続率の一次情報)
- シアーミュージック システム・料金ページ — Web調査(月謝・楽器レンタル・追加費用)
- Soul Create Music公式サイト — Web調査(教室一覧・各教室の料金)
- 椿音楽教室 料金・FAQ — Web調査(月謝・入会金・スタジオ代)
- EYS音楽教室 ギターコース — Web調査(料金・楽器プレゼント特典)
- Fender Survey: 90% of Guitar Players Quit Within First Year — MusicRadar掲載のFender社CEOインタビュー記事(ギター挫折率の原典)
- Guitar Principles – Guitar for Adults — ジェイミー・アンドレアス著『The Principles of Correct Practice for Guitar』の引用元
- 各種比較記事・Google マップでの教室レビュー・SNSでの利用者投稿を横断調査し、頻出する声を本文に反映
