5年ごとに行われるショパン国際ピアノコンクール。
本記事では1次予選からステージファイナルまで、日本人奏者の配信動画アーカイブと結果をお伝えします!

*本選に進んだ日本人奏者14名それぞれの予選演奏と詳しい情報は以下の記事よりご確認ください。

【ショパンコンクール2021】ステージ1を通過した日本人奏者の結果と配信動画

10/3〜7まで行われた本選のステージ1。日本人通過者8名をステージ1の演奏と共にご紹介します。

沢田蒼梧

進藤実優

反田恭平

角野隼斗

牛田智大

古海行子

小林愛実

京増修史

そして、残念ながらステージ2に進むことが出来なかった日本人奏者の素晴らしい演奏をご紹介。

原沙綾

五十嵐薫子

今井莉子

伊藤順一

岩井亜咲

竹田理琴乃

【ショパンコンクール2021】ステージ2を通過した日本人奏者の結果と配信動画

現地時間の10月12日夜に2次予選が終了し、ステージ3に進む23名が発表されました。

日本からは、古海行子、小林愛実、進藤実優(まだ19歳!)、反田恭平、角野隼斗の5名がステージ3への進出決定!

ちなみに国別では、ポーランド6名、次いで日本5名、イタリア3名と、日本勢もかなり期待が出来る結果となっていますね、、!

ステージ3(3次予選)は、10月14日~16日の3日間。課題曲はソナタ第2番・第3番のいずれか(前のラウンドでソナタを弾いた場合は代わりに前奏曲集)となっています。

まずは激戦を勝ち抜いた日本人奏者5名をステージ2の演奏と共にご紹介します!

古海行子

小林愛実

進藤実優

反田恭平

角野隼斗

そして、残念ながらステージ3には進めませんでしたが、素晴らしい演奏を披露した3名の演奏映像はこちら。

沢田蒼梧

ショパンコンクール、セミファイナルには進めませんでした

審査結果よりも、自分の納得のいく演奏ができなかったことが悔しいです。結果はコンクールなので仕方ないですね。

ワルシャワに来てから自分の足りないところを痛感する毎日です。一生勉強ですね!

たくさんの応援ありがとうございました! pic.twitter.com/Hd6hnPNJOw

— 沢田蒼梧 Sohgo Sawada (@Sohgo_Sawada) October 12, 2021

京増修史

ショパンコンクール参加してきました!

緊張に緊張が重なり反省点だらけでしたが…
1次と2次で8曲も舞台で演奏できたなんて、ホントに幸せ者ですね!!

無名の私をたくさん応援してくださった皆様、最高の楽器を提供頂いたYAMAHAの方々に感謝の気持ちでいっぱいです!ありがとうございました!!🍣🍣 pic.twitter.com/dPB0Y8vNbq

— 京増修史 Shushi Kyomasu (@disneyshuchan) October 13, 2021

牛田智大

ショパンコンクールに向けてさまざまな場所で応援してくださった皆さま、お力添えをくださった皆さま、本当にありがとうございました。偉大な歴史を持った素晴らしいコンクールで演奏するという機会を得られたこと、そしてそれを多くの皆さまと共有できたことを心から光栄に思っております。 pic.twitter.com/MORgdRp27a

— Tomoharu Ushida 牛田智大 (@TomoharuUshida) October 13, 2021

*ステージ3への進出者(計23名)
Mr Piotr Alexewicz, Poland
Ms Leonora Armellini, Italy
Mr J J Jun Li Bui, Canada
Ms Michelle Candotti, Italy
Ms Yasuko Furumi, Japan
Mr Alexander Gadjiev, Italy/Slovenia
Ms Avery Gagliano, U.S.A.
Mr Martin Garcia Garcia, Spain
Ms Eva Gevorgyan, Russia/Armenia
Mr Nikolay Khozyainov, Russia
Ms Su Yeon Kim, South Korea
Ms Aimi Kobayashi, Japan
Mr Mateusz Krzyżowski, Poland
Mr Jakub Kuszlik, Poland
Mr Hyuk Lee, South Korea
Mr Bruce (Xiaoyu) Liu, Canada
Mr Szymon Nehring, Poland
Mr Kamil Pacholec, Poland
Mr Hao Rao, China
Ms Miyu Shindo, Japan
Mr Kyohei Sorita, Japan
Mr Hayato Sumino, Japan
Mr Andrzej Wierciński, Poland

【ショパンコンクール2021】 ステージ3を通過した日本人奏者の結果と配信動画

現地時間の10月16日夜に3次予選が終了し、ステージファイナルに進む12名が発表されました。

日本からは、小林愛実、反田恭平の2名がステージファイナルへの進出が決定!

小林愛実は、前回のショパン・コンクール(2015)に続き2回目。反田恭平も日本のトップ奏者としての貫禄を見せつける演奏となりました。
他にも、アレクサンダー・ガジェヴ(イタリア)、ハオ・ラオ(中国)、エヴァ・ゲヴォルギアン(ロシア)等、注目の奏者が揃い、ファイナルはハイレベルで拮抗した内容になりそうです。

ステージファイナルでは、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団との共演で、ピアノ協奏曲第1番ホ短調 op.11、または同第2番ヘ短調 op.21のいずれかを演奏する内容となっています。

*ファイナルステージ進出者
Ms Leonora Armellini, Italy レオノーラ・アルメッリーニ(イタリア)
Mr J J Jun Li Bui, Canada J J ジュン・リ・ブイ(カナダ)
Mr Alexander Gadjiev, Italy/Slovenia アレクサンダー・ガジェヴ(イタリア/スロベニア)
Mr Martin Garcia Garcia, Spain マルティン・ガルシア・ガルシア(スペイン)
Ms Eva Gevorgyan, Russia/Armenia エヴァ・ゲヴォルギアン(ロシア/アルメニア)
Ms Aimi Kobayashi, Japan 小林愛実(日本)
Mr Jakub Kuszlik, Poland ヤクブ・クーシュリック(ポーランド)
Mr Hyuk Lee, South Korea イ・ヒョク(韓国)
Mr Bruce (Xiaoyu) Liu, Canada ブルース(シャオユ)リウ(カナダ)
Mr Kamil Pacholec, Poland カミル・パホレッツ(ポーランド)
Mr Hao Rao, China ハオ・ラオ(中国)
Mr Kyohei Sorita, Japan 反田恭平(日本)

ステージ3での演奏を披露した日本人奏者5名のアーカイブ配信動画は以下となります。

反田恭平

Dear friends 😄
Thank you for your support and pleasant comments!!!! I’ll do my best !!!!!!
幼なじみであり、大親友と共に決勝へ残れたことは最高に嬉しいことなのです。最後の応援お願い致します!!!
務川くんも来てくれた🤝 pic.twitter.com/MYtJdox5ZO

— 反田恭平 Kyohei Sorita (@kyohei0901) October 16, 2021

小林愛実

#ショパンコンクール
昨日16日は、皆さまの応援をありがとうございました😊
音楽を楽しんで弾く事が出来ました🎹
20日のファイナルでは、ショパンへ想いを馳せ、心を込めて演奏したいと思います🥰 staffより#小林愛実 #ショパン国際ピアノコンクール #ChopinCompetition #Chopin2020 pic.twitter.com/FbG1mVxJbm

— 小林愛実 Aimi Kobayashi (@aimi_piano) October 17, 2021

進藤実優

ワルシャワ・フィルハーモニーホールで、大好きなショパンの作品達をたくさん演奏させて頂けたことを、大変幸せに思います。応援してくださった皆様、演奏を聴いてくださった皆様、本当にありがとうございました!
ショパンが耳を傾けてくれる音楽を、一生探し続けていきたいと思います。 pic.twitter.com/d82Tx5ZnLs

— 進藤実優 (@ShindoMiyu) October 18, 2021

角野隼斗

ショパンコンクール、ファイナルには進めませんでしたが、ここまで来れたのは本当に貴重な経験でした。
自分にとってショパンは、作品をより理解したいという以上に、アーティストとしての憧れの対象でした。音楽のありのままの美しさ、魂の強さを改めて認識させられる日々でした。 pic.twitter.com/DmO8lueP6A

— Hayato Sumino かてぃん (@880hz) October 17, 2021

古海行子

ショパンコンクール、たくさんの方々に聴いていただき、また応援していただきありがとうございました!!
©Darek Golik (Chopin Institute) pic.twitter.com/0ysPYIzGbC

— 古海 行子 (@yasukofurumi) October 20, 2021

【ショパンコンクール2021】 ステージファイナル、日本人奏者の結果と配信動画

3日間に渡って開催されたステージファイナル。日本からのファイナリストは小林愛実、反田恭平の2名。

結果は、、、反田恭平が2位、小林愛実が4位という結果になりました!邦人としては最高位タイ、日本勢の複数入賞は16年ぶりの快挙となりました。

出演者それぞれの順位と演奏は下記。

1位:Bruce (Xiaoyu) Liu

ブルース(シャオユー)リウ   (カナダ)
1997年5月8日パリ生まれ。モントリオール・コンセルヴァトワールでリチャード・レイモンドに師事し卒業、現在はダン・タイ・ソンに師事。クリーヴランド管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、モントリオール交響楽団、オーケストラ・オブ・ジ・アメリカズなどの主要オーケストラと共演しており、中国国家大劇院管弦楽団とは北米ツアーを行った。最近のシーズンには、ウクライナ国立交響楽団、リヴィウ・フィルハーモニー管弦楽団と連続する二度の中国ツアー(中国国家大劇院、北京音楽庁、上海東方芸術センターなどへの出演を含む)を行ったほか、サル・ガヴォーでラムルー管弦楽団とも共演。仙台、モントリオール、テル・アヴィヴ、ヴィセウの国際コンクールで入賞している。

2位:反田恭平

2位<ソナタ賞>:ALEXANDER GADJIEV

3位<コンチェルト賞>:Martin Garcia Garcia

4位:小林愛実

4位<マズルカ賞>:Jakub Kuszlik

5位:Leonora Armellini

6位:J J Jun Li Bui

【ショパンコンクール2021】入賞者によるガラコンサートの配信動画(10/21〜10/23)

3日間に渡って行われる入賞を果たした8名によるガラコンサート、第一夜は10/21、ワルシャワ時間19時より開幕。プログラムは以下。

第6位 J J Jun Li Bui ジェイ・ジェイ・ジュン・リ・ブイ
エチュード ホ長調 Op.10-3

第5位 Leonora Armellini レオノーラ・アルメリーニ
ソステヌート(ワルツ) 変ホ長調 WN53
バラード第3番 変イ長調 Op.47

第4位・マズルカ賞 Jakub Kuszlik ヤクブ・クシュリック
4つのマズルカ Op.30(ハ短調、ロ短調、変ニ長調、嬰ハ短調)

第4位 小林愛実
24の前奏曲 Op.28 より 第4番 ホ短調、第12番 嬰ト短調、第17番 変イ長調、第23番 ヘ長調、第24番 ニ短調

第3位・コンチェルト賞 Martin Garcia Garcia マルティン・ガルシア・ガルシア
即興曲第3番 変ト長調 Op.51
ワルツ 変イ長調 Op.34-1

第2位 反田恭平
マズルカ風ロンド ヘ長調 Op.5

第2位・ソナタ賞 Alexander Gadjiev アレクサンダー・ガジェヴ
ポロネーズ第5番 嬰ヘ短調 Op.44

第1位 Bruce (Xiaoyu) Liu ブルース・シャオユー・リウ
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11

こちらもアーカイブ配信動画がyoutubeにてアップされています。