電子ピアノの中には、カバーがついていないものも少なくありません。しかし、電子ピアノにカバーはいらないのでしょうか?
この記事では、電子ピアノにおけるカバーの役割や、電子ピアノを使用している人たちはどのようなカバーを使っているのかをご紹介していきます。
目次
電子ピアノにカバーはいらない?
もとからカバーがついていない電子ピアノに、自分でカバーをつける必要があるのかどうか迷いますよね。
カバーの役割としては、電子ピアノをほこりや傷から守ることに加えて、インテリアとして楽しむためということが挙げられます。
カバーをつけることで電子ピアノを綺麗に保って、長く使い続けることができるでしょう。
「ほこりに弱い」電子ピアノはカバーが必要
グランドピアノのように、調律やメンテナンスが必要ないというのも電子ピアノの魅力ですよね。しかし、電子ピアノは電化製品。そのため、ほこりや水に弱いという特徴があります。
ほこりが鍵盤の隙間などに溜まることで内部の精密な機械部分に影響が出てしまい、接触不良などで音が綺麗に出なくなってしまうということもあるでしょう。修理が必要になってしまうと、使えない期間や費用もかかってしまうもの。
そのため、カバーや蓋のついていない電子ピアノの場合は、カバーを準備することをおすすめします。
インテリアを楽しむためのカバーが人気
電子ピアノをほこりから守る、という機能的な理由はもちろん、インテリアとして電子ピアノカバーをつける人も少なくありません。
電子ピアノそのままでは部屋の雰囲気と合わない・・・という場合にも、カバーをつけることで統一感が出るでしょう。春はレース生地、冬はベロア、のようにカバーも衣替えして楽しむということもできますよ。
おすすめ電子ピアノ用カバー7選
ベルベットダストカバー
素材 | ベルベット生地素材 |
サイズ | 140cm×44cm×16cm(幅、伸縮性) |
通気性のあるレイヤーを採用しており、ほこり、汚れ、磨耗を防ぎます。洗濯機でも洗えますよ。ヤマハやカシオなどのほとんどのブランドのピアノに合うサイズです。 |
Clairevoire デジタルピアノダストカバー
サイズ | 170cmx63cm(楽譜立てスリット72cm) |
絹のような滑らかな高品質の生地を使用しています。高密度の生地で作られ、さらに裏地付きの二重保護になっています。 |
アルプス D-DF
素材 | ニットベロア ゴム入り |
カラー | ブラック |
サイズ | フリーサイズ(~145cm×60cm) |
端にゴムが入っているので、電子ピアノをしっかりと包み込みます。電子ピアノからずれることなく、フィットする形です。シンプルなデザインで、インテリアの邪魔をしません。 |
アルプス D-DBR/DBR-CF
素材 | ジャガード織、ポリエステル100% |
カラー | ダークブラウン系ダマスク柄 |
サイズ | フリーサイズ |
ダークなカラーとダマスク柄で、高級感のあるお部屋を演出します。大きなレースも上品に見えるデザイン。 |
アルプス D-OJ-BE
素材 | ニット ポリエステル100% |
カラー | ベージュ |
サイズ | フリーサイズ(約190cm×90cm) |
フリルがアクセントの可愛らしいデザインのカバーです。ニット素材なので、少し柔らかい雰囲気が感じられます。 |
INSOD 北欧 電子ピアノカバー
素材 | ポリエステル100% |
サイズ | 140cm×30cm×70cm (間口135-140cm奥行25-30cm) |
大きなトナカイがアクセントになっている、北欧風デザインのカバー。裏面にマジックテープがついており、電子ピアノのサイズに合わせて調節することが可能です。左右に開くタイプのカバーなので、両脇によけるだけで邪魔にならずにそのまま演奏できます。 |
電子ピアノ用カバーを手作りするなら
気に入った電子ピアノ用のカバーがない、という場合には、手作りをすることも可能です。電子ピアノ用カバーの作り方は簡単。自分の好きな生地を見つけたら、電子ピアノの形に裁断して、布の端を折り込むだけで完成です。
100均で、生地や布テープなどの素材を揃えることができれば、出来上がったものを買うよりも費用を抑えられるでしょう。カーテンを素材として、カバーを手作りする人もいます。その場合は、フック部分の糸だけをほどいて、隙間を布テープで貼り付けると良いですよ。
自分の好きなデザインのカバーがつけられると、モチベーションも上がるかもしれませんね。
手作りする方法
布の端の処理は、以下のような方法がおすすめです。
❶ 布を裏返す
❷ 角から3cmほどの場所に線を引く
❸ 角を半分にする45度の折り目をつけておく
❹ ②の線に角の直角を当てるように折る
❺ ②の線を起点にもう一度折り、アイロンで形付けて待ち針で固定する
❻ 角で折った高さと同じ高さになるように、両サイドの辺を一度折りアイロンで形付ける
❼ ③で角につけた45度の線に合わせて、サイドをもう一度折る
❽ 四隅全てを固定したら、ミシンで縫う
おすすめ素材①:北欧風のプケッティ
ミニウニッコ
素材 | 綿100% |
柄 | ミニウニッコ 1つの花の柄はおおよそ10cm~15cm |
北欧風のデザインは、電子ピアノ用カバーにも人気。こちらは、北欧といえば定番のマリメッコの生地です。
マリメッコでも一番人気なのはミニウニッコ。インテリアのアクセントにも。カバーのみならず、ポーチやファブリックパネルをつくるのにも使われています。
長さを指定して購入できるものであれば、電子ピアノのサイズに合わせて必要な分だけ購入できますよ。
コンポッティ
素材 | 綿100% 薄手~中手の平織布 |
柄 | KOMPOTTI |
フィンランド語で「コンポート」を意味する名前。林檎などのフルーツがずらりと並んだデザインです。色合いが柔らかいので、ナチュラルなお部屋の雰囲気にも。
おすすめ素材②:ニトリのキャッチクリーンカーテン
素材 | ポリエステル100% |
カーテンも、ピアノカバーとして使える布の一つ。
ニトリのキャッチクリーンカーテンは、「キャッチクリーン」という名前の通り、花粉やほこりを従来品のおよそ2倍の力でキャッチできるという特徴があります。
そのため、ほこりに弱い電子ピアノのカバーにはおすすめの素材です。家庭用洗濯機で洗濯ができます。
まとめ
北欧風やレース地、ニトリのカーテンなど、電子ピアノのカバーの種類は様々です。自分好みのカバーを見つけることでインテリアとしても楽しめますし、ピアノ練習のモチベーションも上がるかもしれませんね。
カバーをつけてほこりから電子ピアノを守ることで、良い状態のまま長く使い続けることができるでしょう。電子ピアノを大切にするためにも、カバーをつけてあげると安心ですね。