【西関東】高校吹奏楽部の強豪校【特徴と実績】

                                   
吹奏楽
公開日時:2021/06/03
                       

吹奏楽界の御三家と呼ばれる超強豪校が集まる埼玉県をはじめ、新潟・群馬・山梨の4件が集まった西関東支部。今年は新御三家が登場するのでしょうか。歴史と伝統ある西関東支部の吹奏楽強豪校の魅力に迫ります。

案内人

  • 川島光将指揮者・作曲家・編曲家 元・中学高等学校音楽教員、吹奏楽顧問 吹奏楽指導者協会・認定指導員 音楽表現学会会員 K MUSIC GROUP代表 現在はオーケストラ、吹奏楽、合唱、声楽など音楽全般の指導にあたる。

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西関東の吹奏楽強豪高校を一挙紹介!

西関東は吹奏楽のレベルが非常に高い支部です。
新潟・群馬・山梨・埼玉の4県から西関東支部は成り立っていますが、そのなかでも埼玉県は特に吹奏楽部が強い学校が多いです。

歴史のある学校も多く、顧問が異動となってもその実績があまり変わることのないもの特徴でしょう。

今回はそんな魅力たっぷりの西関東の吹奏楽強豪高校を一挙紹介します!

埼玉県立伊奈学園総合高等学校

伊奈学園総合高等学校吹奏楽部 2017年 課題曲・自由曲

実績

全国大会に21回出場というとても素晴らしい歴史を持つ伝統ある強豪校です。
そのなかで金賞を15回も受賞しています。
初出場は1995年からで、三出制度(その当時は3年連続で全国大会には出られないという規定があった)以外は毎年全国大会に出場しています。

特徴

宇畑知樹先生率いる伊奈学園総合高等学校吹奏楽部は学校の開校と同時に創部されました。現在までに全日本吹奏楽コンクール、全日本アンサンブルコンテストや全日本マーチングコンテストにも出場しています。

テレビ朝日系列「題名のない音楽会」などのテレビ出演や、ヨーロッパ(オーストリア・スイス)、ハワイ(ホノルル)、アメリカ・フロリダ州など海外での演奏活動も行う、もはや世界で活躍をしている学校です。

吹奏楽関係者、吹奏楽ファンの方ならこの学校を知らない人はいないでしょう。
吹奏楽指導法のDVDなども数多く発売されています。
伊奈学園総合高等学校吹奏楽部のサウンドを目指している学校も多いのではないでしょうか。

コンクールで演奏される自由曲にも特徴があり、バッハやラフマニノフなどのクラシックだけでなく、レ・ミゼラブルやノートルダムの鐘、さらには美女と野獣などそのレパートリーの多さも魅力となっています。

埼玉栄高等学校

埼玉栄が演奏!夜明け ~合唱と吹奏楽のための~ / 埼玉栄中学・高等学校吹奏楽部

実績

吹奏楽コンクール全国大会に28回出場し、そのうち金賞20回という超強豪校です。
初出場は1985年で、三出制度以外は毎年全国大会に出場しています。
埼玉県立伊奈学園総合高等学校と並んで御三家といわれています。

特徴

埼玉栄高等学校は1974年創部で、部員6名からスタートしたそうです。
部訓「日本一の努力をしよう」を合言葉に日々活動をしています。

埼玉栄高等学校といえば前顧問の大滝実先生が大変有名で、今では武蔵野音楽大学でも指導をされています。
そして現顧問の奥章先生は、その大滝実先生の頃から副顧問として二人三脚で部を成長させ、今でもその埼玉栄サウンドを生徒と共に作り上げています。

2010年から自由曲はすべて歌劇に取り組んでおり、埼玉栄高等学校のサウンドトレーナーで作曲家・編曲家の穴倉晃先生とともに毎年素敵な演奏を私たちに届けてくれます。

埼玉栄高等学校といえば『オーメンズ・オブ・ラブ』や『夜明け』が有名で、今も多くの方を魅了しています。

春日部共栄高等学校

【語り付】ラッキードラゴン ~第五福竜丸の記憶 福島弘和 作曲

実績

吹奏楽コンクール全国大会に15回出場し、そのうち金賞は5回獲得しています。
初出場は2000年でこちらも大変有名な強豪校です。
埼玉県立伊奈学園総合高等学校、埼玉栄高等学校とともに吹奏楽西関東の御三家と呼ばれています。

特徴

春日部共栄高等学校吹奏楽部は、学校のモットーである文武両道を実践しながら、吹奏楽コンクール・定期演奏会をはじめ、公的行事での演奏、海外での演奏、小中学校での音楽鑑賞教室など、幅広い音楽活動を行っています。

こちらも途中で顧問の先生の異動がありましたが、今でも変わらず全国大会常連校となっています。
コンクールの自由曲は法人作品が多く、特に福島弘和先生の曲が多いのが特徴です。

「笑顔を増やそう」プロジェクトとして、コロナ禍でコンクールや行事の中止が相次ぐ中でも多くの方に笑顔を届けようと活動をしています。
ぜひ学校のホームページをご覧ください。
春日部共栄高等学校HP

花咲徳栄高等学校

行進曲「春」 – 花咲徳栄高等学校(指揮:川口智子)【第1回課題曲演奏会in川越】

実績

吹奏楽コンクール西関東支部大会に12回出場し金賞11回を受賞しています。
まだ全国大会出場経験はありませんが、実力は十分にあるといえます。

特徴

部訓『鍛錬千日の行 勝負一瞬の行』のもと、海よりも空よりも広い心を持ち「一番の努力をして一番になろう」という言葉を胸に『毎日楽しく、激しく、吹奏楽♪』しています。

花咲徳栄高等学校といえば、甲子園常連の野球強豪校のイメージが強い方も多いのではないでしょうか。
8月に無観客で開催された「2020年甲子園高校野球交流試合」に、吹奏楽部は学校の練習場から史上初となるリモート応援に挑戦しました。
スクリーンに映し出したテレビ中継を観戦しながら応援曲を演奏し、その様子をYouTube LIVEで生配信して大きな話題となりました。

新しい吹奏楽部の活動の形として、とても参考になります。

東京農業大学第二高等学校

【東京農業大学第二高等学校】マーチング

実績

吹奏楽コンクール西関東支部大会に40回出場と大変歴史のある学校です。
支部大会初出場は1968年!
そしてなんといってもマーチングがとても有名な強豪校です。

特徴

東京農業大学第二高等学校吹奏楽部は、昭和37年の開校と同時に創部されました。
吹奏楽とマーチングの両立で輝かしい成績を収めています。

全日本マーチングコンテストにおいては第1回大会より5回の招待演奏をはさみ、27回連続出場し、昨年は金賞。また日本マーチングバンド協会主催のマーチングバンド全国大会では、6年連続出場を果たし、昨年は高校の部全体で第3位を受賞しています。

今年行われた第51回日本吹奏楽指導者クリニックに参加し、素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました。
圧巻のステージパフォーマンスは、必見です。

また東京オリンピック2020の聖火リレーが群馬県内で行われた際に、リレー最終地点となるGメッセ群馬で演奏をしました。

コンクールだけでなく地域に根付いた活動を部の想いとして行っているそうです。

埼玉県立越谷南高等学校

第42回東部支部吹奏楽研究発表会

実績

吹奏楽コンクール西関東支部大会に7回出場し、すべて金賞という快挙を成し遂げています。
もう全国大会は目の前です。

特徴

成績を見てもわかるように、実力は十分あります。
コロナ禍でもなんとか工夫を凝らして活動をしており、定期演奏会もインターネットライブ配信されておりました。

演奏もパワフルですが、ポップスなどのステージも元気いっぱいです。
公式のTwitterもあり、保護者やファンの方に随時情報を届けてくれています。

そんな生徒の頑張る姿を見て、こちらも元気をもらえますね。

まとめ

西関東高校吹奏楽部は御三家が長い間ずっと全国大会に出場し続けており、その枠は誰にも譲っていません。
その御三家の学校が切磋琢磨し合うことで、西関東吹奏楽全体のレベルを上げているのでしょう。

学校ごとにサウンドが違い、例えば同じ課題曲でも全然違う仕上がりになるのが面白いところですね。

今回紹介したように御三家以外にも、素晴らしい学校がたくさんあります。
ぜひたくさんの学校をチェックしてみてください。

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