勝利、合格、成功など、願いを込めて作られたお守りをもらうと嬉しいですよね。
吹奏楽部では、コンクール前に作るのが毎年恒例となっている学校もたくさんあります。

手作りのお守りには定番の種類がいくつもあって、いざ作ろうとするときにどんなデザインがいいか迷う人も多いはず。

今回は吹奏楽部でお守りを作る意味やおすすめのデザインをまとめました。お守り作りの流れや作り方のポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

案内人

  • 笹木さき4歳でピアノを習いはじめ、中学・高校の吹奏楽部ではトランペットとトロンボーンを担当。高校卒業後は音楽大学の短期大学部で作曲とジャズピアノを専攻。

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吹奏楽部で作るお守りの意味とは?

吹奏楽部で作るお守りには、応援の気持ちや本番の成功を願う気持ちが込められています。

後輩から先輩やコンクールメンバーへお守りを渡すのが恒例になっている学校も多いでしょう。楽器ケースに付けられる紐付きのお守りは定番ですよね。

手作りのお守りは、作業にかけてくれた時間と気持ちを嬉しく感じるもの。見た目の良し悪しは関係ありません。デザインによっては簡単な作り方もあるので、裁縫や工作が苦手な人もぜひ挑戦してくださいね。

コンクール前にお守りを作る効果

手作りのお守りには、コンクール前にメンタルを整える嬉しい効果が期待できます。

士気が上がる

渡した相手の士気が上がるのが、手作りのお守りに期待できる効果の1つです!
さらに、部員みんなでおそろいのお守りを持つと、全員が1つの目標に向かっていることを実感できる効果も。

「作ってくれた人の分まで頑張る!」「全員で一緒に頑張る!!」という気持ちが高まって、コンクール前の残り少ない練習にもさらに気合が入ります。

不安や緊張が和らぐ

手作りのお守りを通して、『応援の気持ち』『成功を願う気持ち』『練習の頑張りを労う気持ち』などを相手に伝えることができます。また、もらった人は作った人の想いを感じることでコンクール前の不安や緊張が和らぐでしょう。

人は、努力や苦労を認められることで前向きになったりよりいっそう頑張れるもの。お守りを渡すときに手紙や言葉で気持ちを伝えるのもおすすめです。

手作りお守りの作り方

お守りにはいろいろな形、デザインがあります。そのため、デザインごとに適した材料を選ぶことが大切です。

ここでは定番のお守りの作り方をタイプ別に3つ紹介します!

材料の他、作るときには縫い針・はさみ・筆記用具などが必要です。裁縫が苦手な人は、細かい飾りを付けるのにグルーガンやボンドを使うのもおすすめ。

必要なものはどれも100円ショップで手に入るので、気軽に作ってみてくださいね。

お守り袋タイプ

お守り袋タイプは、布で作るのがおすすめです。
100円ショップや手芸店に行くといろいろな柄のカットクロスが売っているので、イメージに合うものを探してみてくださいね。

布は切ったところがほつれてくるので、中表(なかおもて)に合わせて縫ったあとに裏返すのがポイント。メッセージや目標を書いた紙を中に入れることで形が整って、お守りらしさがアップします!

絵馬タイプ

フェルトを絵馬の形にカットして、中に綿を詰めるのが定番の作り方です。

担当楽器の略語(Fl、Tpなど)や『吹部』『金賞』の文字を刺繍したり、音符の形に切ったフェルトで飾ったり、デザインをアレンジしやすいのが絵馬タイプのいいところ。
飾り付けにグルーガンやボンドを使うときは、しっかりと押さえて接着しましょう。

表面のデザインを完成させてから、本体を縫い合わせるのがポイントです。バッグや楽器ケースに付けられるように紐も縫い付けましょう。

丸や星など、絵馬以外の形も同じ手順で作ることができます。

フェルトを縫い合わせる方法は、次の動画を参考にしてくださいね。
https://youtu.be/e0nlzAdsDvc

ミサンガタイプ

ミサンガは編み始めこそ手間取りますが、慣れたら早く編めるようになるのでたくさん作りたいときにおすすめです。

紹介した動画の他にもミサンガにはいろいろな編み方があるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ミサンガを作るときは100円ショップなどで売っている刺繍糸が便利です。
たくさんの色がセットになっているので、色の組み合わせを工夫して渡す相手のイメージにぴったりのミサンガを作りましょう!

みんなのお守りアイデア

手作りでキーホルダーやシュシュなど、個性的なお守りを作っている人もいます。お守りを渡す人数が少ない場合は一つひとつに時間をかけて凝ったデザインに挑戦するのもいいですね。

先輩に作ってもらったお守り!
めちゃ綺麗〜〜〜!!! pic.twitter.com/Ra2cQrUr2B

— 小倉はまめ (@mamecapo222) April 13, 2022

後輩にもらったおまもり
もらった時に泣きそうになった😭😭
こんなのもらったら金賞とるしかないよね

このおまもり持って明日のコンクール絶対に金賞とる!!! pic.twitter.com/vy3B2bQC2W

— 使わない (@Ak1003ri) August 7, 2015

昨日のライブでは実はみんな、お揃いのミサンガ、男子はラババン、女子はシュシュをつけていました🎶
ラッパ隊は楽器にシュシュをつけてたよ🌈
みゆちゃんズッキーやぴちゃんヘル様つよぽんゆーきくん、みんな優しくて楽しくてだいすきです!
打ち上げが楽しみ〜😚💓@SkaLaVi #ふりぃ男夢 pic.twitter.com/ExDBTnkeXN

— 🦪🦪🦪 (@Kakimaso) December 11, 2017

お守り作りの流れ

コンクールまでにメンバー全員のお守りを作るには、練習に支障が出ないように十分な準備期間を取る必要があります。

なるべく早くデザインを決めて、1つ作るのに必要な時間をチェックしておきましょう!お守りを渡したい日から逆算して作業に取り掛かります。

早く作るコツは、準備の段階で材料を全てカットしておくことです。切る、縫うを交互に繰り返すよりもスピーディーに進められるので、ぜひ試してみてくださいね。

まとめ

手作りのお守りは、吹奏楽コンクールに向けて気持ちを高めてくれるアイテムであり、青春の証です。部活動生活はあっという間。今しかできなことを精一杯楽しんでくださいね!