忙しい日々のリフレッシュに、家でピアノを弾けたら癒されますよね。
自宅でピアノを楽しむ際、置き場所や予算の関係で「電子ピアノ」を選ぶ方も多いのではないでしょうか。ただ、様々なメーカーから多種多様な特徴を持った機種が発売されているため、選択肢が多くて嬉しい反面「どれを選べばいいの?」と迷ってしまいがちです。
そこで今回は、電子楽器の老舗メーカーであるローランドの電子ピアノに注目し、製品の特徴や価格帯、おすすめのモデルなどを詳しくご紹介します。
ローランドは、デザイン性の高さと優れた技術力で知られる信頼のブランドです。電子ピアノの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
案内人
- 古橋あかり4歳よりピアノを始める。 東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業。同大学院修了。及川音楽事務所所属。いばらき文化振興財団登録アーティスト。現在は、演奏活動と並行して、ピアノ講師としても活動している。

目次
ローランド電子ピアノ|8つのシリーズの特徴と価格帯
GPシリーズ

ローランドの最新技術を駆使して作られたのが「GPシリーズ」。ローランドの電子ピアノの中では最高峰のモデルとなっています。
電子ピアノでありながら、大屋根や美しい曲線のあるフォルムで、グランドピアノさながらのデザインとなっています。初心者から上級者までの幅広いニーズに応えられるモデルです。
LXシリーズ

「LXシリーズ」は、音と響き、デザイン、デジタルの楽しさをバランスよく備えた上位シリーズ。価格は30~40万円台となっています。
2024年3月にモデルチェンジし、ラインナップも旧モデルのLX708・LX706・LX705から、LX-9・LX-6・LX-5へと変更されました。
新モデルでは、「ピアノ・リアリティ・モデリング音源」が採用されています。これはGPシリーズで初めて搭載された音源で、響板やフレーム、弦やハンマーなどが干渉し合うグランドピアノ特有の音響特性を忠実に再現しています。
KIYOLA(きよら)

「KIYOLA(きよら)」は高級家具メーカー「カリモク家具」とのコラボモデルで、一台一台が手作りされている天然木製ボディの電子ピアノです。
ありそうでなかった素朴なデザインは、どんな部屋にも馴染みやすくなっています。座り心地抜群の椅子もポイントで、長時間の練習が苦になりません。ピアノの基本スペックはHPシリーズと遜色無く、高性能な一品となっています。
インテリアとしても楽しめる、オシャレな電子ピアノが欲しい方におすすめです。
HPシリーズ

「HPシリーズ」は、ローランドの電子ピアノの中でもスタンダードなシリーズです。価格も10万円台なので、初めての電子ピアノ購入の方はまずは候補に入れたいモデルですね。
前述のLXシリーズ譲りのサウンドシステムと鍵盤アクションが搭載されていて、その他の機能も高性能。初心者の方はもちろん、中・上級者の方でも長く使い続けられます。
DPシリーズ

「DPシリーズ」の特徴は、他のシリーズよりもコンパクトに作られているところです。
本体価格は18万円程で、専用の椅子とセットなら20万円台で販売されています。
スリムデザインでありながら、しっかりと重みを感じられる鍵盤タッチとなっており、ピアノとして高い基本性能を搭載しています。
省スペースで設置できるので、一人暮らしの方や自分の部屋にピアノを置きたい方におすすめです。
RPシリーズ

電子ピアノ入門向けに位置づけられるのが「RPシリーズ」。価格も10万円程度でお求めやすくなっています。
初心者でも弾きやすい軽めの打鍵感ですが、上位シリーズと同様の音の細かい表現が可能。ピアノ練習アプリも使えるため、初心者の練習楽器としては、十分満足できるでしょう。
ただ、アコースティックピアノに慣れた方には物足りないかもしれません。また、2台目以降としての購入を検討されている方には、これより上位のシリーズをおすすめします。
Fシリーズ

モダン・インテリアに合うスタイリッシュなシリーズ。価格は10万円前後となっています。
性能は他のシリーズに比べるとやや劣りますが、電子ピアノならではの機能なども搭載しており、初心者向けモデルとしては十分なものと言えるでしょう。
狭いスペースにもフィットするコンパクトさもポイントです。
FPシリーズ

「FPシリーズ」は、持ち運びができるポータブルピアノです。
バンド練習やライブ活動などのために外でピアノを使いたい方や、自宅の好きなところで練習をしたい方などに向いています。
10万円以下で購入できるので、できるだけ初期費用を抑えたい方にもおすすめです。
持ち運びやすい電子ピアノ7選!コンパクトで軽いためライブにもおすすめ
【子供・大人の初心者向け】おすすめのローランド電子ピアノ
FP-30X


コンパクトさとピアノとしての品質を両立した卓上タイプの人気モデルです。
同シリーズの「FP-60X」と比べると、スピーカーの数や機能面ではやや劣りますが、その分手頃な価格で購入できます。価格を抑えながらも、最大同時発音が256であったり、FP-60と同じPHA-4スタンダード鍵盤を採用しているなど、エントリーモデルとしては十分な性能を持っていると言えるでしょう。
また、卓上電子ピアノとしては比較的軽いため、大人であれば一人でも運ぶことができます。そのため、頻繁に設置場所を変えたい方や、外へ持ち出すことが多い方におすすめです。
音色の特徴 |
スーパーナチュラル・ピアノ音源 |
鍵盤の特徴 |
PHA-4スタンダード鍵盤:エスケープメント付き、象牙調(88鍵) |
サイズ |
幅 1300mm 高さ 151mm 奥行き 284mm 重さ 14.8kg |
アプリ対応 |
・Roland Piano App ・ピアノデザイナー |
F701
F701は、モダンでスタイリッシュなデザインが特徴的なモデルです。
見た目だけではなく、ピアノとしての性能にもこだわっており、高品位な音質と自然なタッチ感で、本格的な音楽体験を実現します。
同シリーズ「F107」の上位機種となっており、両モデルの大きな違いはスピーカー性能です。F701モデルの方が出力の高いスピーカーを使用しているため、より豊かな音量と広がりのあるサウンドを楽しめます。さらに、Bluetoothオーディオ機能を搭載し、スマートフォンやタブレットの音楽をピアノ本体のスピーカーから再生することも可能です。
価格はF107よりおよそ3万円高く設定されていますが、音質やサウンドの広がりを重視する方、またはインテリアとしての高級感を求める方にはF701がおすすめです。
音色の特徴 |
スーパーナチュラル・ピアノ音源 |
鍵盤の特徴 |
PHA-4 スタンダード鍵盤:エスケープメント付き、象牙調(88鍵) |
サイズ |
幅 1360mm 高さ 913mm 奥行き 345mm 重さ 36.0kg |
アプリ対応 |
・Roland Piano App ・ピアノデザイナー |
RP701
RP701は、家庭用ピアノとして設計されたモデルで、初心者から中級者まで幅広い層に対応するバランスの取れた1台です。見た目もクラシカルなデザインで、インテリアとしても魅力的と言えます。
機能面では、「スーパーナチュラル・ピアノ音源」を搭載しており、アコースティックピアノに迫る豊かで表現力豊かな音を楽しむことができます。さらに、グランドピアノの弾き心地を忠実に再現する「PHA-4スタンダード鍵盤」も搭載。自然なタッチで繊細な演奏ニュアンスに応えてくれるモデルです。
ピアノ学習を始めたい人や、手軽に本格的な音質とタッチを求めている方におすすめです。
音色の特徴 |
スーパーナチュラル・ピアノ音源 |
鍵盤の特徴 |
PHA-4 スタンダード鍵盤:エスケープメント付き、象牙調(88鍵) |
サイズ |
幅 1366mm 高さ 1027mm 奥行き 463mm 重さ 46.0kg |
アプリ対応 |
・Roland Piano App ・ピアノデザイナー |
DP603
DP603は、洗練されたモダンなデザインと、インテリアに調和するシンプルで美しいシルエットが特徴的なモデルです。ソフトクローズ機能付きの蓋を採用しており、安全性に配慮されているのも嬉しいポイント。
サイズこそスリムですが、しっかりと重みを感じられる鍵盤タッチとなっており、出力の強いスピーカーが搭載されているため音の迫力も申し分ありません。音源には、「スーパーナチュラル・ピアノ音源」を搭載しており、アコースティックピアノのように豊かで、繊細な音色を再現してくれます。
音質・タッチ感・デザインをバランスよく兼ね備えたモデルのため、家庭で上質なピアノ体験を楽しみたい方や、省スペースで設置できるピアノをお探しの方におすすめです。
音色の特徴 |
スーパーナチュラル・ピアノ・モデリング音源 |
鍵盤の特徴 |
PHA-50鍵盤:ハイブリッド構造(木材×樹脂センターフレーム)、エスケープメント付、象牙調・黒檀調(88鍵) |
サイズ |
幅 1398mm 高さ 975mm 奥行き 339mm 重さ 45.9kg |
アプリ対応 |
・Piano Partner 2 Version 2.0 ・ピアノデザイナー |
HP702
HP702は、コンパクトでスタイリッシュなキャビネット型のモデルです。温かみのあるウッド調のカラーが人気で、インテリアにも馴染みやすく、省スペースで設置可能。優れた演奏性と、高いデザイン性を兼ね備えた一台です。
鍵盤タッチにもこだわっており、アコースティックピアノの発音原理を忠実に再現したPHA-4スタンダード鍵盤を採用。指先のわずかなニュアンスにも正確に応えてくれます。
スピーカー性能も高く、クリアで奥行きのあるサウンドは理想の演奏を実現してくれるでしょう。さらに、ヘッドホン使用時には、音の広がりを再現する3Dアンビエンス機能も搭載。マンションなどであまりスピーカーを利用できない方にも、満足のいくピアノライフを提供してくれます。
音色の特徴 |
スーパーナチュラル・ピアノ・モデリング音源 |
鍵盤の特徴 |
PHA-4スタンダード鍵盤:エスケープメント付、象牙調(88鍵) |
サイズ |
幅 1377mm 高さ 1067mm 奥行き 468mm 重さ 54.4kg |
アプリ対応 |
・Roland Piano App ・ピアノデザイナー ・ミュージックデータ・ブラウザー |
HP704
HP704は、ローランドの電子ピアノの中でも人気の高いスタンダードモデルです。家庭で本格的な演奏を楽しめるよう設計されています。
LXシリーズ譲りのサウンドシステムと鍵盤アクションが搭載されていて、その他の機能も高性能。特にスピーカー性能に関しては、同じHPシリーズのHP702に比べて大幅に向上しました。2ウェイスピーカーシステムにより、奥行きのある豊かなサウンドを生み出し、臨場感のある音響を体感させてくれます。
鍵盤には、木材と樹脂のハイブリッド構造である「PHA-50鍵盤」を採用。耐久性に優れているだけではなく、自然なタッチ感を実現し、表現豊かな演奏を可能にしてくれます。
初心者から上級者まで幅広いプレイヤーに適応できるモデルですが、とくに「LXシリーズはちょっとハードルが高いけれど、本物のピアノに近い弾き心地で練習がしたい!」という方におすすめです。
音色の特徴 |
スーパーナチュラル・ピアノ・モデリング音源 |
鍵盤の特徴 |
PHA-50鍵盤:ハイブリッド構造(木材×樹脂センターフレーム)、エスケープメント付、象牙調・黒檀調(88鍵) |
サイズ |
幅 1377mm 高さ 1113mm 奥行き 468mm 重さ 59.5kg |
アプリ対応 |
・Roland Piano App ・ピアノデザイナー ・ミュージックデータ・ブラウザー |
【中級者・上級者向け】おすすめのローランド電子ピアノ
KIYOLA
「温かみを持った天然木がつなぐ、人とピアノ」をコンセプトに、大手家具メーカーのカリモクとコラボして作られた他に類を見ない電子ピアノのKIYOLA。名前の通り、日本語の「清らか」からインスピレーションを受けた、モダンでコンパクトなデザインが特徴です。
もちろん、音質にも妥協はありません。
ローランド独自の「スーパーナチュラル・ピアノ音源」は、グランドピアノ特有の複雑な倍音変化や共鳴を忠実に再現。また、ボディ内部に効率的に配置されたスピーカーは、コンパクトなデザインながらも豊かで広がりのあるサウンドを実現しています。
弾き心地にもこだわっていて、グランドピアノのタッチを追求したPHA-50ハイブリッド鍵盤を採用。繊細なタッチを実感し、表現豊かな演奏を楽しむことができます。
伝統的な家具職人の技と、最先端のデジタル技術が融合したKIYOLAは、音楽を楽しむだけではなく、日々の生活に彩りを添えてくれるでしょう。
音色の特徴 |
スーパーナチュラル・ピアノ・モデリング音源 |
鍵盤の特徴 |
PHA-50鍵盤:ハイブリッド構造(木材×樹脂センターフレーム)、エスケープメント付、象牙調・黒檀調(88鍵) |
サイズ |
幅 1396mm 高さ 910mm 奥行き 337mm 重さ 33.0kg |
アプリ対応 |
・Roland Piano App |
LX-5
LX-5は、洗練された音質と高級感あふれるデザインを兼ね備えたハイスタンダードモデルです。
同シリーズの最上位モデルLX-9と同じ、アコースティックピアノの音響特性をリアルに再現した「ピアノ・リアリティ・モデリング音源」を採用。この音源は単なるサンプリング音源ではなく、弦や響板の振動、ハンマーの動作までリアルタイムで計算し、深みのある音色を再現しているため、弾き手のニュアンスに応じて非常に細やかな音色の変化が楽しめます。
鍵盤は、グランドピアノのような弾き心地を持つPHA-50ハイブリッド鍵盤を採用。見た目もアップライトピアノ風のデザインなので、アコースティックピアノに限りなく近い演奏体験を実現します。
Bluetoothにも対応しているため、スマートフォンやタブレットからお気に入りの音楽を再生することも可能。さらに、オリジナルピアノアプリと連携すれば楽しみ方の幅も広がります。ツインピアノモードを搭載しており、2人で同時に演奏を楽しむことができるので、親子や夫婦でピアノを楽しみたい方におすすめです。
音色の特徴 |
ピアノ・リアリティ・モデリング音源 |
鍵盤の特徴 |
PHA-50 ハイブリッド鍵盤(88鍵ハンマーアクション鍵盤):エスケープメント付、白鍵=象牙調、黒鍵=黒檀調、ハイ・プレシジョン・センシング対応 |
サイズ |
幅 1383mm 高さ 1039mm 奥行き 468mm 重さ 75.5kg |
アプリ対応 |
・Roland Piano App |
LX-9
LX-9は、音質、演奏性、デザインのすべてにおいて妥協のない電子ピアノであり、LXシリーズ最上位モデルとなっています。アコースティックピアノに限りなく近い最高級の演奏体験を求める方におすすめの一台です。
特筆すべきはその音質です。搭載する「ピアノ・リアリティ・モデリング音源」は、グランドピアノの複雑な発音メカニズムを緻密に再現しています。響板、フレーム、弦、ハンマーなど、様々な要素が相互に作用し合うことで生まれるグランドピアノ特有の音響特性を、デジタル技術で余すことなく再現。倍音や共鳴音といった、演奏のニュアンスによって変化する繊細な音の表情まで捉え、豊かで深みのあるサウンドを実現しています。
鍵盤にも妥協がありません。グランドピアノの演奏感を追求したハイブリッド・グランド鍵盤を採用し、自然な打鍵感と滑らかな演奏感を実現。さらに、新たに導入された「ハイ・プレシジョン・センシング」技術により、力強いフォルテッシシモや高速タッチにも応えてくれます。
本物のピアノの弾き心地を求める方や、下位モデルでは物足りなくなった中級以上の方におすすめです。
音色の特徴 |
ピアノ・リアリティ・モデリング音源 |
鍵盤の特徴 |
ハイブリッド・グランド鍵盤(88鍵ハンマーアクション鍵盤):エスケープメント付、白鍵=象牙調、黒鍵=黒檀調、ハイ・プレシジョン・センシング対応、鍵盤振動付き |
サイズ |
幅 1395mm 高さ 1254mm 奥行き 502mm 重さ 111kg |
アプリ対応 |
・Roland Piano App |
GP-6
GP-6は、グランドピアノの外観と演奏感を追求した、コンパクトなデジタルグランドピアノです。本物さながらの曲線美と、高品質な音色が特長で、現代のライフスタイルにマッチする一台となっています。
音源には、ローランドが誇る「ピアノ・リアリティ・モデリング音源」を採用。グランドピアノ特有の複雑な倍音変化や共鳴を忠実に再現し、繊細なピアニッシモから力強いフォルテシモまで、演奏者の表現力を余すことなく伝えます。最大同時発音数が無制限なのも大きな魅力です。
また、PHA-50ハイブリッド鍵盤搭載に加え、ピアノ全体に複数のスピーカーを配置するマルチスピーカーシステムを採用したことで、ピアノ本体全体から音が鳴るような自然な響きを作り出しています。ワンランク上の電子ピアノをお探しの方におすすめの一台です。
音色の特徴 |
ピアノ・リアリティ・モデリング音源 |
鍵盤の特徴 |
PHA-50 ハイブリッド鍵盤(88鍵ハンマーアクション鍵盤): エスケープメント付、白鍵=象牙調、黒鍵=黒檀調、ハイ・プレシジョン・センシング対応 |
サイズ |
幅 1412mm 高さ1526 mm 奥行き 959mm 重さ 91.0kg |
アプリ対応 |
・Roland Piano App |
楽器店員解説!買ってはいけない電子ピアノの特徴と7つのチェックポイント
ローランドの電子ピアノのおすすめポイント
モデリング音源による表現力豊かな音色

電子ピアノの音源には、「サンプリング音源」と「モデリング音源」の2種類があります。サンプリング音源は、グランドピアノの音を録音し、その音を再生する方式です。一方、モデリング音源は、グランドピアノの発音メカニズムを物理的に再現することで、よりリアルな音を実現します。
ローランドの上位製品は、「モデリング音源」を採用しています。これにより、音の強弱や細かいニュアンスの変化をつけることが可能に。弾き方によって音が変わるため、アコースティックやグランドピアノのように様々な表現ができるようになっています。
出音そのものから、残響音まですべてモデリング音源を使用しているのは、ローランドの大きな魅力です。
グランドピアノに似た鍵盤タッチ

鍵盤が軽すぎたり重すぎたりすると、弾き方に変なクセが付き、上達が妨げられる可能性があります。
その点、ローランドの電子ピアノはグランドピアノと同じ88鍵盤で、鍵盤タッチにもこだわって作られています。鍵盤の種類は以下の3つ。
- PHA-4鍵盤
バネを使わない、ハンマーの重さだけで動くベーシックタイプの鍵盤。素材は樹脂。 - PHA-50鍵盤
ローランド初の木材を使用したハイブリッド構造鍵盤。鍵盤中央には樹脂によるセンターフレームを採用し、その両サイドを木材にすることで、木製鍵盤のタッチ感と樹脂鍵盤の丈夫さを両立。 - ハイブリッド・グランド鍵盤
PHA-50鍵盤を更に進化させ、グランドピアノの弾き心地を再現したローランド史上最高峰の鍵盤タッチを実現。
木製鍵盤電子ピアノのデメリットは?特徴とおすすめ商品を紹介!【カワイ・ヤマハ】
品質保証期間が最長10年
2024年3月より、ローランドの上位モデル「GPシリーズ」の4機種、「LXシリーズ」の3機種を対象に、10年保証のサービスが開始されています(ただし、中古で購入の場合は対象外です)。
他のメーカーの保証期間は大抵1~3年となっていることが多いため、10年保証というと驚くべき期間の長さです!
電子ピアノの寿命は、十数年前後と言われているので、そのほとんどをカバーしてしまうほどの保証の手厚さですね。
電子ピアノの寿命は何年?有名メーカーの特徴や長持ちさせるための秘訣を解説
ローランド電子ピアノに関するよくある質問

ローランドはどこの国の会社?
1972年創立。横文字の会社ですが、歴とした日本の会社です。最初のピアノを発表して以来、電子楽器の分野で数々の世界初を生み出してきました。
なかでも、1974年に発売された鍵盤タッチで強弱を検出できる『タッチ・センス付き鍵盤』搭載の電子ピアノ(EP-30)は、当時はかなり画期的な技術として注目を集めました。このことからも電子楽器製作の第一線を歩んできたことが分かりますね。
電子ピアノはローランドとヤマハのどっちがおすすめ?
老舗の電子楽器メーカーであるローランドと、ピアノの世界シェア1位であるヤマハは、どちらも高品質な電子ピアノを提供しており、それぞれに特徴があります。それゆえ、どちらが良いかは、あなたの目的や好みによって異なるため一概には言えません。
デジタル技術に強みがあるローランドの電子ピアノは、音楽性とデジタルならではの利便性を求める方におすすめ。一方ヤマハは、音色はもちろん、鍵盤タッチに強いこだわりがあるため、グランドピアノの感触に近い電子ピアノを求めている方におすすめです。
他にも人気のメーカーが多数あるので、複数のモデルを比較して自分にピッタリな電子ピアノを見つけましょう。人気の5大メーカーについては下記記事をチェックしてくださいね。
ローランド電子ピアノの購入方法は?
ローランド電子ピアノは、以下の方法で購入できます。
・ローランド公式オンラインストア
・日本初の直営店『Roland Store Tokyo』、
・全国のローランドフォレスタ(全国の楽器店に併設したローランドのデジタル・ピアノ専用コーナー)
ローランド公式オンラインストアに無料会員登録をすると、ランクによって様々な特典が受けられるので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
まとめ
今回はローランドの電子ピアノについて、特徴やラインナップ、おすすめ機種などをご紹介しました。
弾き心地に関しては、人によって好みや印象が変わってくると思うので、ぜひ楽器店に足を運んで、実際に触れてみてくださいね。
本記事を参考に、あなたにピッタリな一台が見つかることを願っています!