2015年から毎年開催されている日本ジュニアヴァイオリンコンクールは、クラシック音楽を学ぶ子どもたちにとって身近な音楽コンクールのひとつ。幼児から小学生までが参加できるので、楽器歴が短いうちから挑戦しやすいのも魅力ですね。
当記事では日本ジュニアヴァイオリンコンクールの概要や、2023年に開催される第9回大会の詳細情報を紹介します!
目次
日本ジュニアヴァイオリンコンクールとは?
日本ジュニアヴァイオリンコンクールは、幼児・小学生のための音楽コンクールです。
IJMC(国際ジュニア音楽コンクール)事務局の主催で、コンクールを子どもたちの成長の場として活かすことをテーマとしています。
演奏部門は年齢ごとに細かく分かれているため、コンクールに参加することで同年代の子どもと比較した自分の演奏レベルを知ることができます。
大会のレベル
就学前の幼児から小学生までが参加できるとあって、楽器歴が比較的短い子どもも多く挑戦しています。このことからも、誰もが参加しやすいレベルであると言えるでしょう。
コンクールでは曲の難易度よりも完成度を優先して評価されるため、短い曲でも丁寧な演奏ができれば入賞の可能性は十分にあります!
過去の主な入賞者
日本ジュニアヴァイオリンコンクールは、2023年に第9回大会が開催されるまだ歴史の浅いコンクールです。
過去の入賞者には、国内外のヴァイオリンコンクールで第1位を獲得して世界的に注目を集めるヴァイオリニストの吉村妃鞠さんなどがいます。
2023年には第9回日本ジュニアヴァイオリンコンクールが開催!
ここからは、コンクールの流れと審査部門をまとめて紹介します。
コンクールの流れ
第9回日本ジュニアヴァイオリンコンクールには予備審査や予選はありません。
部門ごとに決められた審査日に会場で演奏し、当日または翌日に結果が発表されます。
各部門の1位相当から6位相当の受賞者にはトロフィーが授与されるほか、全員に認定証または賞状が贈られる予定です。
参加者には後日講評が送付されるので、コンクールでの自身の演奏について詳しい評価を知ることができます。
第9回日本ジュニアヴァイオリンコンクールの審査部門
第9回日本ジュニアヴァイオリンコンクールはソロ部門のみの開催で、2歳から12歳まで年齢別に審査が行われます。
2023年3月時点で未就学児または小学生であればコンクールに参加することが可能です。
第9回日本ジュニアヴァイオリンコンクールの日程と会場
第9回日本ジュニアヴァイオリンコンクールの日程と会場は以下の通りです。
日程 |
審査部門 |
会場 |
2023年4月4日(火) |
8歳部門 9歳部門 10歳部門 11歳部門 12歳部門 |
ティアラこうとう 小ホール 〒135-0002 東京都江東区住吉2-28-36 ※地下鉄 都営新宿線・東京メトロ半蔵門線 「住吉」駅下車 A4出口より徒歩4分
|
2023年4月5日(水) |
2歳部門 3歳部門 4歳部門 5歳部門 6歳部門 7歳部門 |
※事情により動画審査を希望する場合は動画審査部門として対応可(事前に事務局へ相談)
第9回日本ジュニアヴァイオリンコンクールの課題曲
第9回日本ジュニアヴァイオリンコンクールに課題曲はありません。
部門ごとに演奏時間の目安が決められており、その時間内であれば自由に曲を選んで演奏することができます。
部門 |
演奏曲 |
最大演奏時間 |
1歳~6歳部門 |
自由曲(複数曲可) |
5分程度以内 |
7歳~9歳部門 |
6分程度以内 |
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10歳~12歳部門 |
8分程度以内 |
各部門の最大演奏時間は目安で、下限はありません。(※超過の場合は応相談)
第9回日本ジュニアヴァイオリンコンクールのチケット情報
2023年4月4日(火)・5日(水)に開催される第9回日本ジュニアヴァイオリンコンクールのチケットに関する情報は発表されていませんでした。
まとめ
今回は、日本ジュニアヴァイオリンコンクールの概要や第9回大会の課題曲について紹介しました!
日頃の成果が評価・表彰されるコンクールは、音楽を学ぶ子どもたちにとって貴重な機会であり、とても大きな意味を持ちます。
練習へのモチベーションアップにもなるので、機会があればぜひコンクールへの挑戦を検討してみてくださいね。