4/19、米国のアーティスト、レディ・ガガ(Lady Gaga)がイニシエータとなり、WHOとGlobal Citizenの協力の下、新型コロナウイルス感染症対策支援コンサート「One World: Together at Home」がオンライン(!)で開催されました。
コンサートは、病院、医療に従事する人々に対する励ましと感謝を目的とされ、(発起人のレディ・ガガによると、イベントは募金を目的としたものではないそうです。)企業や慈善団体から総額1億2790万ドル(138億円)もの支援金が集まったそうです。
ジャンルを超えた世界中のアーティストが参加する当コンサートは、8時間にも及ぶ一大イベントとなりました。
普段あまり見ることのできない著名アーティストの自宅演奏。
今回は、「One World: Together at Home」に参加したアーティストから、クラシック奏者を中心にご紹介します。
目次
ランラン(Lang Lang) × ジーナ・アリス(Gina Alice)
中国出身の世界的ピアニスト「ランラン」と、彼の奥様であり、ピアニストの「ジーナ・アリス」の連弾。
息の合った連弾で情感たっぷり、ダイナミックにショパンのノクターン Op.9を披露しています。
ランランは誰もが知る稀代のピアニストですが、ジーナ・アリスさんもまた才色兼備の才児です。
若干24歳でありながら、美しい容姿と才能を持った新規新鋭のアーティスト。
二人の天才ピアニストの自宅演奏。アップライトピアノでドライな演奏も、親近感が湧くのではないでしょうか。
ヨーヨー・マ(Yo-Yo Ma)、ルノー・カピュソン(Renaud Capuçon)、他 (Brut)
こちらも必見!世界各国の俊傑演奏家たちが、リモート演奏を通したアンサンブルを聴かせてくれます。
ルノー・カピュソンやジェラール・コーセをはじめ、フランス語圏のアーティストが中心です。
若手チェリストのシェク・カネー=メイソンや、エドガー・モロー、キアン・ソルタニも参加し、サン=サーンスの「動物の謝肉祭」を大合奏!
連弾ピアニストのラベック姉妹のピアノから始まり、疾風怒涛の演奏となっています。
アンドレア・ボチェッリ x ランラン x セリーヌ・ディオン x レディ・ガガ x ジョン・レジェンド
最後は、発起人であるレディ・ガガと、テノール歌手のアンドレア・ボチェッリらによる、ジャンルを超えた共演です。
最前線で戦っている医療関係者へのメッセージとサポートとなるように願いが込められているのでしょう。
それぞれの歌声が美しいハーモニーとなり、ランランの生命力に溢れた伴奏とともに届けられました。