【セシリア国際音楽コンクール2023】レベル、会場、開催日程等の概要を紹介

国内外には、それはもうたくさんの音楽コンクールが存在し、それぞれ特色が異なります。今回紹介する「セシリア国際音楽コンクール」は、未就学児から大人まで幅広い部門が設けられていて、多くの音楽愛好家が楽しめる催しです。

本記事ではこのコンクールについて、概要やレベル、日程、課題曲などを解説します。

セシリア国際音楽コンクールとは？

セシリア国際音楽コンクールは、音楽を愛する人たちの勉強の場として役立つことを願って設立され、千葉県や東京都にて毎年開催されています。

ピアノ、弦楽器（ヴァイオリン）、室内楽、リサイタルの4部門があり、未就学児から大人まで幅広く参加できるのが特徴です。

セシリア国際音楽コンクールのレベル

就学前の子供も参加でき、部門が年齢ごとに細かく分かれていて、自分の演奏レベルを相対化するのに最適であることから、積極的に参加者を募る音楽教室も多くあります。

よって、コンクール全体の参加人数は比較的多くなります。また、一部の入賞者には、コンサートへの出演や他コンクールへの推薦といった副賞が与えられます。音楽家としてのキャリアアップにつながるためプロ志望者の参加もあり、入賞を狙うとなると難易度の高いチャレンジとなるでしょう。

2023年には第17回大会が開催！

セシリア国際音楽コンクールは、2023年に17回目を迎えます。予選審査は同年2月初旬に終了しており、通過者がホームページ上で発表されています。

コンクールの流れ

第17回セシリア国際音楽コンクールは、予選と本選に分けて審査が行われます。

予選の動画審査で70点以上を獲得しなければ、本選へは進めません。本選の結果発表はコンクール当日に行われ、入賞者は表彰および演奏の講評を受けることができます。

第17回セシリア国際音楽コンクールの審査部門

C部門とS部門の違い

ピアノ部門、弦楽器部門、室内楽部門には「C（カルチャー）部門」と「S（スター）部門」が設けられています。

高校生以上で、かつ音楽高校・大学・大学院で音楽の専門教育を受けた経験のある人はS部門での参加が義務づけられており、C部門は受けられません。音楽の専門教育を受けていない人が、C部門とS部門の両方に参加することは可能です。

第17回セシリア国際音楽コンクールの日程と会場

予選

予選は動画審査の形式で行われます。

申込受付期間は2022年12月1日〜2023年1月27日で、提出動画の審査結果は2月1日に公式サイトにて発表されました。

予選免除のケースも

セシリア国際音楽コンクールには、次の人を対象とした予選免除の制度があります。

本選

第17回セシリア国際音楽コンクールの課題曲

第17回セシリア国際音楽コンクールでは、課題曲の指定はありません。演奏曲を自由に選択できますが、部門ごとに以下の規定が設けられています。

ピアノ部門

弦楽器部門

室内楽部門

リサイタル部門

第17回セシリア国際音楽コンクールの結果

コンクールの結果は、詳細が分かり次第、当サイトにて紹介予定です。

まとめ

今回はセシリア国際音楽コンクールについて、概要や日程、課題曲などを紹介しました。

未就学児から大人までという裾野の広さが特徴のこの大会は、自分のレベルを確認したり、キャリアアップのきっかけにしたり、各々がさまざまな目的を持って参加できます。そんな中で、今年はどんな素晴らしい演奏が聴けるのか、今から楽しみですね。