メンバー全員でひとつの音楽をつくり上げる吹奏楽部。より良い演奏を目指すなら、部員同士のコミュニケーションはとても大切です!

入部した頃は先輩・同級生との関わりがメインですが、後輩ができるといよいよ指導を任される立場になります。練習への向き合い方や演奏テクニックなど、上手くアドバイスして良い関係を作りたいですよね。

この記事では、吹奏楽部の後輩への関わり方に関する悩みや解決方法を紹介します。後輩との距離を縮めるポイントも解説するので、ぜひ取り入れて部活内のコミュニケーションに役立ててくださいね。

案内人

  • 笹木さき4歳でピアノを習いはじめ、中学・高校の吹奏楽部ではトランペットとトロンボーンを担当。高校卒業後は音楽大学の短期大学部で作曲とジャズピアノを専攻。

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後輩との付き合い方次第で演奏レベルが変わる!

吹奏楽では、一人ひとりの練習努力が全体の演奏レベルを支えています。

先輩・後輩の関係が良好になれば吹奏楽部全体の士気が上がって、練習のモチベーションアップにつながります。そのために必要なのは、後輩への関わり方や指導方法のポイントを知ることです。

「練習が楽しい!」「先輩みたいに上手くなりたい!」という後輩の気持ちを引き出して、演奏レベルの向上を目指しましょう!

多くの吹奏楽部員が後輩との関わり方で悩んでいる

ツイッターで調べたところ、後輩との関わりに苦手意識を持つ吹奏楽部員はたくさんいることが分かりました。「もっと練習してほしい」と思っているのに、上手く伝えられない人が多いようです。

愚痴言います

見たくない人は見ないでください

部活の後輩が出来なすぎて疲れた
吹奏楽部なんだけど後輩が全く練習してなくて、練習してない状態で合奏してて、イライラする
出来ない状態でうちらからちゃんとやってねって言っても無視ちゃんと言っても軽く受け流す

本当にやだ…

— クロス〜相互フォロー〜(病み垢) (@fd6SlYcbsWVPEDi) September 27, 2019

新1年生に中学の時後輩がいるのだが生意気すぎる…生意気というか練習する気配もないし…練習しないの?わかんないとこあるの?やりたい楽器ある?って聞いたら「もう疲れたー足痛いー全部無理ーでも持病があるから打楽器しかできなーい」え、、??どうなっているんだ…中学の時ホルンだったよね..

— 鮪音!🐟 (@kagamine0928) April 16, 2021

吹奏楽部の後輩へのよくある悩みと解決法

部活の中で、先輩が抱える後輩への悩みはさまざまです。ここでは、吹奏楽部でよくある後輩への3つの悩みと解決方法を紹介します。

後輩が練習してくれない

部活に来ても、練習せずに友達と話してばかりいる後輩は気になりますよね。後輩自身のためにも、集中して楽器の練習に取り組んでほしいところ。

こういったケースでは、練習場所を変えたり、隣のイスとの間隔を離したりするのが効果的です。人と距離をとることで、自分の吹く音に集中できるというメリットもあります。

下手な後輩にイライラする

吹奏楽では一人ひとりの演奏レベルが全体に影響するため、時には下手な後輩にイライラしてしまうこともあるでしょう。

明らかに練習をサボっている場合は別として、仮に練習を頑張っても上達しない後輩がいるのなら、その時は先輩の親身なアドバイスが必要です!

同じ楽器を担当している先輩だからこそ、つまづくポイントや悩みを分かってあげられるはず。自分がこれまでに取り組んだ練習を思い出して、後輩のレベルに合わせた指導をしましょう。

自分より後輩の方が上手い

自分の担当楽器(パート)に経験者が入部してくると、嬉しい反面、焦る気持ちが生まれます。経験者でなくても、後輩のほうが上達が早いケースもあるでしょう。

そんなときは「上手い人は多いほうが部活のためになる」と割り切って、自分の練習に励むことをおすすめします。

楽器の上手さには「高い音が出る」「ロングトーンが安定している」「速いフレーズを間違えずに弾ける」など、さまざまな要素があります。後輩の演奏に対抗心を持つだけでなく、自分の演奏の良さを見つけて伸ばす練習を工夫してみてくださいね。

上手くなる!後輩への教え方のポイント

後輩への教え方が上手くなると、先輩・後輩の関係性も良くなって、練習へのさらなるモチベーションアップが期待できます。

楽器の演奏を後輩に指導するときは、次に紹介するポイントを意識して行いましょう!

音楽の楽しさが伝わるように教える

時には厳しい指導が必要なケースもありますが、基本的には後輩が楽しい気持ちで演奏できるように気を配りながら教えましょう。

間違えやすいフレーズを教えるときは、繰り返し練習するだけでなく、違うパートを隣で吹いてあげると合奏のイメージが湧くのでおすすめです。

楽器経験の浅い後輩には「人と演奏する楽しみ」を取り入れた指導が特に効果的なので、積極的に取り入れましょう。

マイナスな言葉を使わない

後輩の指導をする中で、ミスや改善点を指摘することは避けて通れません。同じ内容でも言い方によって印象は大きく変わるので、言葉選びには注意が必要です。

「ここがダメ」という指摘よりも「こうするともっと良くなる!」という前向きなアドバイスのほうが、後輩は素直に受け入れやすくなります。

指導される側の気持ちになって、伝わりやすい言葉を選びましょう。

すぐに褒める

後輩を褒めるときのポイントは、気付いたらすぐに褒めることです。

時間を置かずに褒めるときは「何のどんなところが良かったのか」を具体的に伝えることができるので、後輩の印象に残りやすくなります。

また、後輩側は「褒められる=努力を認められている」と感じて、先輩への信頼感も増します。

後輩の質問や意見を積極的に聞く

後輩に指導するときは一方的に教えるだけでなく、相手の質問や意見を聞くことも大切です。後輩から話を切り出しづらい場合もあるので、タイミングを見計らって先輩のほうから声をかけてあげましょう。

一緒に演奏するメンバーとして意見を出し合うことは、より良い音楽をつくることにつながります。

後輩との距離を縮めるコツ

後輩との距離を縮めたいなら、意識的にコミュニケーションの機会を増やすことがおすすめです。とはいえ、まだ仲良くなっていない後輩にいきなり話しかけて、うざいと思われるのは怖いですよね。

たとえば、合奏の準備を手伝ってくれたら「ありがとう」と声をかけたり、話しかけるときに名前を呼んでみたり、まずは日々の挨拶や一言の声かけから始めてみましょう。

無理に雑談をしなくても、吹奏楽部員には「音楽が好き」という共通点があるはず。部活に関する話題から徐々に仲良くなって、自然に話せる先輩・後輩の関係を目指しましょう。

下記記事では、後輩という立場から見た先輩の印象やよくある悩みについて紹介しています。「こう思われないように気を付けよう…」という良いきっかけになると思うのでぜひ併せてチェックしてみてくださいね!

まとめ

今回は、吹奏楽部の後輩への関わり方に関する悩みや解決方法を紹介しました!

後輩との関わり方は難しいですが、教え方が上手くなれば練習のモチベーションや演奏レベルの向上が期待できます。

紹介したポイントを押さえて、お互いが楽しく活動できる雰囲気を作ってくださいね。